昨日の日曜日は本当に久し振りにゆっくりできました。夜の練習がなかったからです。ベートーベンの第九交響楽第4楽章合唱の練習です。その代わり、明日”マエストロ稽古”があります。
合唱団に入っていろいろなことを知りました。変なところでは”フーガ”、といえば、ザ・ピーナッツの「恋のフーガ」をすぐに思い出しますが、これは”恋のおいかけっこ”ということだったのですね。第4楽章にも偉大な”フーガ”があります。とても盛り上がるところです。 ファルセット、これは裏声のことだそうです。マエストロとかゲネプロ、これは一体何だ!?あとから初心者用の広報誌を渡されて分かるようになりましたが。
明日は”マエストロ稽古”です。この日は、何が何でも出席するようにいわれています。「マエストロ」とは、イタリア語で巨匠、名人、を表し、芸術家や専門家に対する敬称だそうです。オーケストラでは、指揮者に敬意を表してそう言うそうです。だから、マエストロ稽古とは、オケ合わせの前の本番指揮者による合唱指導のことを指します。
10月3日(日)は、1日から始まった「せんクラ」の最終日で、本当に最終の最終の公演(No,101)が午後7時30分から、イズミティ21の大ホールで行われます。そのときのプログラムは、モーツアルトの「フルートとハーブのための協奏曲」、ベートーベンの「交響曲第九番第4楽章」、エルガーの「威風堂々」の第1番となっていて、我々の出番は後の二つです。そのときの指揮者があした我々の合唱を指導し、あれこれ注文をつけるのだそうです。そのことを楽譜に記入して、覚えなければなりません。この指揮者は、7月25日のオーディションのとき審査員を務めています。
でも、12月23日の本番の指揮者はまた別の指揮者なので、解釈が異なり、指示されることも違ってくるようです。指揮者は絶対的な存在ですから。
10月3日の本番についての細かい時間割が出来ていまして、何しろはじめての経験ですので、身の引き締まる思いです。本番は午後7時30分からなのですが、集合は午前の10時30分。声だし(1回目)、ゲネプロ(これはドイツ語の略語で、ゲネラルプローべが正式な言葉。初日の前日、または当日に本番どおりに行う総稽古のこと。つまり、最終リハーサルです。)、並び確認のあと長い、長~い休憩(1時から6時15分まで)があり、6時15分に本番衣装で集合し、声だし(2回目)のあと大ホールの袖に移動して、本番を迎えます。長い一日となりそうです。9時からは打ち上げがあります。思いっきりビールを飲もうかと今から楽しみにしています。
男の服装は、上下黒のスーツ、白いワイシャツ、黒蝶ネクタイ、黒革靴となっています。腕時計は光るので外すようにとの指示があります。
ということで蝶ネクタイは持っていませんので、この前買いました。それが下の写真です。
靴も買おうかなと思っています。かなりの出費となっていますが、それも勉強のため、生き甲斐のためです。楽しい出費です。3日までに、21日、26日、前日の10月2日と3回の練習があります。体調管理をきちんとしないと。