やっぱり天気はこうでなくちゃ。 願が叶ったのか、朝から照り付ける陽気で、まるでお天道様がnewoneを呼んでいるかのようです。 行かずばなるまい、行かなきゃ男がすたる、そう思わせるような眩しい日差しでした。
今午後3時10分くらい、急に結構な揺れが起きました。 どこが震源地なのか? 急に来て揺れてそれでお仕舞、なんともそそっかしいような地震でした。 NHKFM放送はどこの交響楽団かは知りませんが、いい曲を演奏しています。 3時くらいには、この前オカリナで生演奏を聴いた「G線上のアリア」(と思いましたが、単に「アリア」といっていました。)をやっていました。 何て心に響く演奏なのでしょうか。
このままいくと脱線しそうになるのでやめときます。 また広瀬川に戻ります。 朝ご飯を食べて、7時15分からBSで「あまちゃん」をみて、30分からは「まれ」、8時からはラジオ放送で「まいにちハングル」、次に「まいにち中国語」、最後に「英会話タイムトライアル」を聞くと、丁度8時40分となります。
それから車で近くの釣具店へ。 オトリを2匹、1200円で購入してきました。 今年初めてのオトリ購入。次に購入するのはいつになることか? なるべく購入しないようにするつもりなのですが。
オトリ鮎を購入して家に戻って、着替えをして、オトリはオトリ缶から曳舟に入れて川まで行きます。 川に近いということは何と便利なことでしょう。 向かったのはきのうガラガケで2匹を掛けていたところです。 そしたらもう二人の友釣り師がいました。 でもちょうど①と②のところは空いていましたので、そこに入りました。
①
上流に居て一服していた年配の方(といっても私より若いかも)とあいさつをし、話しをしました。 もう1時間やっているが”全くさっぱり当たりはない”とのことでした。 川の中央から右岸まで泳がせたのだが、全く掛からないとのこと。
オトリはどこから買ったのですかと聞いたら、板橋オトリ店とのこと。 名取川で買って広瀬川で竿を出すということです。 板橋のオトリが気に入っているからのようです。 確かに井筒屋のオトリは、全体に小さくあまり泳いではくれないといってもいい感じですが、近いから利用しているというのが正直なところです。
全く釣れない!と聞けば、そうかそれならnewoneが何とかして釣ってやろう!と燃えてきました。
②
タックルは、竿はシマノの「輝石90H2.75」です。昔にしては軽いのがいいところ。 天上糸はナイロンの0.8号で水中糸は複合メタルではなく、ナイロンにしました。 それも太い号数の0.3号です。 これならきのう見せてくれた鮎が掛かっても切られることはないだろうと安心して使えます。
そしていよいよ今年の広瀬川での鮎釣りの開始です。 時に7月2日木曜日午前9時30分です。 ①のところからスタートです。 ノーマル仕掛けです。いつもはすぐにごくらく背バリを使うのですが、極力ナイロンで泳がせてみようと思ったからです。 ①から②のところまで下っても全く掛かりそうにありません。
それで、今度は③と④のやや上流の右岸側を狙ってみることにしました。 右岸側には鮎のハミ跡が一杯あったところです。
③
いい感じのところでしょう。 でもオトリ鮎の泳ぎも悪いこともあるのでしょうが、追ってくれません。掛かりません。 当たりもありません。
④
それで今度は再度本流筋に挑むことにして左岸側へ移動してさっきの②まで釣り下ることにしました。 それでも掛からなければ、牛越橋の方に行こうと思ったからです。
きょうの仙台地方はこんなにも快晴なのです。まったくもって文句なしの天気です。
釣り下り等々瀬頭まできました。 このころはオトリ鮎に背バリを装着しています。 少しでも潜ってくれるようにとの願いから。
そしたら、時は午前10時40分、瀬頭で強烈な当たり!と言いたいところですが、現実はそうではなく、ただ単に下流側に引っ張られる感じだけで、もしかして掛かったのじゃないかと思わせるくらいの当たりでした。
⑤
でも掛かったのが瀬頭で、掛かり鮎はすぐに瀬の中に入ろうと下って行きます。こちらは何とか左岸の浅瀬に寄せて、なんとしても貴重な1匹を確保しようと必死です。ついつい伸されそうになってしまい、引き抜くまでに2回もジャンプしてしまいましたが、掛かりどころがよかったようです、外れませんでした。
半ば強引に引き抜いたのですが、無事掛かり鮎をキャッチしました。 オトリ鮎はタモの外でしたが。 いやあやりました! いました! 掛かりました! 後で実測したら19.5センチの大きさでした。
掛かり鮎(上の方)は、何か何があったのかまだ判然としないというか、うつろな表情に見えませんか。 トロンとしたような目つきにも見えます。 悔しいのかな、こんな初老の男に釣られてしまって、俺としたことがくやしい・・・
直ぐにオトリを交換して、少し上流から竿を出しましたが音沙汰無しでした。 そこで11時15分頃かな牛越橋下流の瀬に向かうことにしました。
⑥
いい瀬があるのです。上流側にガラガケの人が一人いました。 その下の一番いい瀬に入ったのですが、天然鮎はなかなかきれいに潜ってくれません。 仕方がないのでまたしても背バリ使用です。 でも掛かりません。
右岸側というか、水力発電所からの放水口に3人の初老の皆さんが見えました。 ひとりが竿を持って鮎を掛けようとしているようです。見釣りというのか、川底にハリを沈めて魚がその上に来たら引っかけるというところでしょうか。
いつもならここからは豊かな水が流れてくるのですが、今年はずーと前からながれは貧弱なものになっています。
ここの瀬では掛からないので、広瀬川の鮎はまだ瀬には居つかないのかもしれないと思い下りまして、岩盤底の瀬頭を狙ってみることにしました。 こういうところです。⑦
⑦
ここでオトリ鮎がうまく泳いでくれれば、もしかして追ってくれるかもという甘い期待があったのですが、結果はその通りになったのです!!嬉しいですね。 縦竿でゆらゆら泳がせていると、急に目印が一気に水中へ引きつり込まれました。 目印が上流側の水中に持って行かれるという光景は何度見てもいいものです。 泳がせ釣りの醍醐味です。 その結果は;
今回は脇腹掛かりでした。 写真では死んでいるかのようですが、元気です。丁度12時くらいに2匹目が掛かりました。 無事引き抜きました。 2匹、2匹も釣れれば今の広瀬川では御の字でしょう!
オトリを代えて、下流の瀬を泳がせていました。 ⑧です。
⑧
そしたら12時15分頃、くくくっという軽快な当たりが伝わってきて、あっこれはハリ掛かりするなと内心喜んでしまいました。 そのままハリ先が食い込んでくれと願ったのですが、今回は願いが届きませんでした。 逆バリが外れていただけで、4本イカリバリには鮎の姿はありませんでした。
気を取り直して、さらに釣り下りました。 しかし今度は根掛かりです。 竿が折れないように何度も煽るのですが外れません。 きょうも3,4回は根掛かりしているのですが、何とか外れていました。 仕方がない、最後の手段竿を畳んで、天上糸をつかんで引っ張たら、何となんとナント手もとにスッ~という軽い手応えが伝わってきました。
そうです、ありがたいことに根掛かりがとれたのです。 根掛かりの正体は「枯れ枝」でした。助かりました。何とか掛けた鮎を取り戻せました。 ということで最後は嫌な根掛かりとはなったのですが、何とかうまく外れてくれたということで、いい思いを残して納竿することにしました。時に12時20分ころです。
長々と書いてきました。今年初めてですからご容赦ください。 きょうの釣果は堂々の?『2匹』でした。
2匹とも19.5センチでした。 背びれが凄いです。 これからもっともっと長くなってくるのでしょうか。
(午後1時頃です)
分流の様子も撮りたかったのですが、若い人が竿を出していたので遠慮しました。