16日の最高気温は25.2度、17日は27.6度、きょうは29.6度ということですが、暑かった割には天気はパッとせず、蒸し暑かったということになるのでしょうか。 個人的には大して蒸し暑くもなかったと思っています。加齢とともに気温にも鈍感になっていると言えなくもないようですが。
午前中はCO-OPで買い物をして、お墓参り、午後はお昼寝のあとオトリを購入して、購入したオトリでは2度目となる広瀬川で竿を出しました。 場所はきのう鮎ルアーで挑戦してみたところです。 アユルアーでは全くダメでしたが、川底の石のハミ跡の多さから、きれいに泳がせればもしかして掛かってくれるのではないかと思った次第です。
きょうのタックルは、泳がせるために少し太めのナイロンの0.3号としました。 これなら24センチが掛かっても引き抜けます。 竿はシマノの輝石90H2.5です。
見てください、入川したところの上流側です。 渇水と言ってもいいような広瀬川の状況です。 上流に友釣り師の姿が見えます。 あとで分かりましたが、もっと奥にもう一人いました。
きょうはここから下流の瀬まで釣り下るつもりでした。
足元の石は結構大きな鮎のハミ跡が付いています。
これで掛からなければ、鮎とは言えない!!という覚悟でオトリを放しました。 時に午後2時25分です。
結局は鮎は跳ねてはいても、オトリを追ってはくれないので鮎は掛からず仕舞いで、瀬頭まで行ってしまいました。 でも瀬頭(きのうの写真を見てください)を泳がせている時に、なんか泳ぎがおかしいのです。 流芯を上流に上っていきます。かと思うと急激に右岸に泳いだりして、これはもしかして野鮎が掛かっているかも?と半分喜んで竿を立て、引きを確認します。
そうです、掛かっていたのです。ようやく掛かりました、掛かってくれました。 時に3時くらいか。 しかし、嬉しさが冷静さをなくし、引き抜きのコントロールが大きく左にそれてしまい、タモに入ったのはあろうことか「オトリ鮎」、掛かり鮎はポチャンと川に帰っていきました。
大きさはオトリよりは大きいですが、そんなにも大きいとは感じませんでした。 何度もキャッチミスを繰り返し、その都度オトリ鮎ではなく、掛かり鮎を受け止めろ!と自分に何回も言い聞かせているのですが、ダメなのですね・・・・・。何も学習していない。
気を取り直して、今度は瀬の中にオトリを入れました。 そしたらお釈迦様のお蔭か、お天道様のお恵みか、バラしてからさほど時間は経っていないのですが、明確な当たりが伝わってきて、掛かり鮎は瀬の中に逃げ込みます。 でも今度は慌てず、尻込みすることもなくきれいに引き抜いて無事キャッチしました。
帰宅してからの実測では20センチでした。 早速オトリを取り換えて、瀬を泳がせます。 3時30分くらいかな、今度は強い当たりが一気に竿を絞ります。 瀬の流れに乗られると始末に負えません。 少しでも早く流れのないところに導いて抜きの態勢に入ります。
無事キャッチした鮎はオトリよりも大きかったです。
実測では21センチでした。 こういう段々の瀬です。
さらに下って狭く絞られた岩盤底の急瀬にオトリを入れました。 元気なオトリで、おもりも背バリも不要です。 ありがたいこと。 下の写真の右岸へチを泳がせていたら軽い当たりがあって、その後一気に下流に走ります。
ここの右岸は柳の大きな木がたくさんあって、糸が木に絡まないように細心の注意が必要です。竿を寝かせて下りながら左岸に鮎を導きます。そして無事キャッチ。 でもこの鮎は心臓に近い腹がかりで、すぐに昇天していました。
結局ここでは約1時間で4匹掛けて3匹取り込みという結果でした。 まあまあかな、この時期としては。
更に下って中洲の南側の本流に入ってみることにしました。 今年初めての場所です。
いい感じでしょう。 ここで掛からないはずはない!とかってに思うのですが、珍しいことに思った通りになりました。 掛かったのです! ただ不満なのは当たりが強くないということです。
でも背掛かりの鮎でした。 抜こうとしても近寄ってくるばかり、思い切って抜いたのはいいのですが、あろうことか掛かり鮎は姿を見せただけで、1メートル手前でまたしても川に戻っていきました。ちゃんと見えたのです、背掛かりだったことが。
その後も釣り下ったのですが、掛かりません。 いい川相なのですが、鮎はいないようです。
これが掛かり鮎の3匹です。 結構立派な鮎です。さすが広瀬川!と褒めて遣わす。 でもなあ、もっと水量があれば型も数もよくなるのではないかと思わざるを得ません。
この3匹をnewoneがさばいて、夕食に出したときにはこうなっていました。 食べやすいということときれいに食べられるというためです。
これが鮎か? これでも鮎か? とお思いになるかもしれませんが、れっきとした広瀬川の鮎です。 これで今年はようやく広瀬川の鮎を5匹釣ったことになります。 ひどいものですが、今の状態は腕が良ければ、また運もよければ、さらに時合もよければそれなりに掛かるのではないかと思います。 まず1匹の野鮎ですね、これをどう捕るか?!早めに野鮎が掛かれば、意外とsの後も調子はいいかもしれません。