鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

天気最高!ダイワ小国川大会

2015-07-07 15:48:40 | 小国川

 性懲りもなくきょうも行って来ました、小国川。 ダイワ鮎マスターズ、南東北大会です。 場所は小国川。

 5日も今日も漁協の組合長のあいさつがありました。 「小国川には鮎が一杯います、一杯釣ってください」というようなことを言っていましたが、このような状態で鮎が一杯いるといえるのかどうか、言っていいのかどうか疑問です。 さっぱり今年の小国川の鮎の状況をきちんと把握していないと思ってしまうのですが、・・・。

 それはともかく、きょうの天気は最高でした。 あさから日差しが強く、眩しくて、背中に受ける陽光は暑いくらい。 やはり鮎釣りはこうでなくちゃ~いけません。 そして釣れれば最高なのですが。

  午前5時16分の撮影です。  

 お月様もきれいに出ていて、東の空からはお日様がまばゆく下界を照らしています。

         

 5時30分頃の大会本部前での受付の状況です。 きょうは122名の参加ということでした。いつもよりちょっと少ないかな。 シマノよりも少ないですが、ダイワは小国川での南東北地区大会のほかに、雫石川でも北東北地区大会を開催しているので、しかも平日の開催ということからすれば、やはり絶大な人気があるということになるのでしょうか。

 

 受付では、参加費3000円を支払って番号札となっているワッペンを引きます。その結果は

 A-30 のワッペンです。 

 ということは、上流側ということであり、オトリ配布順は30番目ということになります。 ダイワの場合は、1番から50番まで、51番から100番まで、101番以降と分かれていて、1番の人も51番の人も一番にオトリン配布を受けることができます。

 実際の順番は、1番から32番が一列目でした。ということはnewoneの30番というのは後ろから3番目ということになります。 シマノに引き続いて最悪の番号です。

 オトリ2匹を受け取り、若い人たちは走ったり、速足だったり、若者よ、そんなに急いでどこへ行く?という心境で上流へ歩きました。

 経壇原には歩いて10分ほどで着きます。 まず狙うのはここです。 とても入れそうになければもっと上流へと思って一応経壇原へ行ってみました。途中どこも入るところがないといって、戻ってくる人もいたのですが、やはりこの眼で見てみないと納得できません。

 そしたらシマノのときよりも入りやすい感じでしたので、迷わず入れそうな所へ進みます。シマノの時よりも30メートルくらい上流でしょうか。こんなところです。① もちろん狙いは右岸へチしかありません。

 ① 

 ①の上流が②です。シマノの時よりもいい感じがして、これなら掛かるのではないかと思いました。 何といっても明るくて、あったかいから。 水温は19度でした。

          ②  

 

 newoneの立ち位置から撮った上下の状況です。 上は下流側で、下は上流側(逆光でシルエットとなっています)  水量は5日よりも減っています。 newoneにとっては嬉しいことです。 割と安心して川の中を歩けるから。

          

 そしてこういう景色も川の中から見えるのです。絶景かな、絶景かな! 一関大橋の向こうに夏スキーで有名な月山が写っています。 まだこんなに雪が残っています。

 

 風景や周りの状況ばかりで、肝心の鮎釣りのことにまったく触れていません。 本能的に触れたくないという気持ちが働くのでしょうか。 ①のところで竿を出しました。出しましたが、掛かりません。 右岸へチを狙ってオトリを投入するのですが、泳いではくれても野鮎は見向きもしません。居たとしてですが。

 そのうち下の3番目の人が右岸で掛けました。 そうなのです、シマノのときもよく掛かっていた場所なのです。 newoneもそこを狙ったのですが、30番では如何ともしがたかった。 オトリが代われば気分も変わり俄然やる気も出てきます。 野鮎の追いも違ってきます。 好循環の始まり、始まりです。

 ということは釣れないこちらはよだれを流して見ているだけなのです。見たくなくても見えてしまいます。 自分のオトリには全く何の変化もなし! 変化があったのは2回も根掛かりしたことで、もうどうしようもありません。 時間ばかりが経っていきます。 寒くはないので震えることなく竿操作ができます。

 でも掛かりません。 とうとう1時間30分も経過しました。 丁度上の人が動いてくれたので、上流側へ竿1本分ほど移動しました。 狙ったところはこういうところです。 右岸から木や草が出ていて、下手すると天上糸を絡ませてしまいかねません。十分に要注意です。

       ③ 

          ④  

 ④は③の上流側で、⑤は下流側です。

 ⑤  

③周辺は深さは深くても30センチくらいですか、もうここが最後という気持ちで ③の中央の石の向こう側を中心に泳がせることにしました。 何とか1匹掛かってくれという願い、悲願を胸にオトリ鮎の尻尾を震わせているのですが、それがようやく通じたのでしょうか、掛かったのです!!

 ガツンという明確な当たりが伝わってきました。 やったー、ついに掛かった、掛かってくれた、独り言を言いながら抜きの態勢に入り、慎重に引き抜きました。 オトリ鮎よりも大きい、きれいな鮎です。 養殖鮎と野鮎を比べて見るとその違いに驚くことがあります。

 時に8時46分でした。 さっそくオトリを交換して同じところを泳がせます。 もうおとりが代わったので、追いも活発になり、もしかして入れ掛かりかも、なんて思いながら泳がせたのですが、現実は甘くはない。 直ぐには掛からない。 ④の瀬の中を泳がせても追わず、下の⑤に導いても掛からず、こんなはずじゃあなんて思ったりして竿を動かします。

 9時4分頃でしょうか、③の石の左手前付近で掛かり鮎がオトリを引きずりながら体をくねらせて、手前に近付いてきます。 本当に元気な野鮎でした。 嬉しいものです、水中の様子が見えるというのは。 この鮎はさらに大きくなっていました。 これで2匹掛けました。正真正銘の掛けた鮎たちです。

 1匹目を掛けてから30分ほど経っていました。 掛かる速度はそんなものなのか、と思いながら残り時間を有効に使うべく、元の位置まで下がって泳がせて見たりもしましたが、追いません。 とうとうタイムアップ。 2+2=4匹 という結果です。 鮎の引きを忘れかけるところでした。

 上流側の予選通過は8匹でした。 よく釣ります。大したものです。 2.6キロ先の上限まで行って釣ってきた人もいます。敬服あるのみ。 でも2匹でも掛かっただけ良しとしないと。何とかおでこは免れました。 もうここまでくればあとは上昇あるのみでしょう。

 

                

 小国川はよく手入れされています。きれいな花壇が百メートル以上も続いています。 みんなできれいにしようと努力しているから、荒らされることもないのでしょう。 嬉しいですね。

 

 決勝戦を待つ小国川、大会本部前の状態です。

          

 newoneは11時過ぎには帰途につきました。いろいろやらなければならないことがありますので。

    

 参加記念品のラインカッターとシールです。

                  

 最後はお互いに気を付けましょうということで、これを。 毎年山形県警が回ってきます。

               


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