鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

広瀬川、久しぶりの

2015-08-22 15:01:09 | 広瀬川

 きのうは日中はまるで梅雨空、夕方前から本格的な雨、そしてきょうも午前中はどんよりした天気、午後からは陽が差して明るく、蒸し暑くなりました。この陽気が少し続いてほしいです。

 実は、きのうは降水確率が午後の方が高くなっていましたので、午前中に広瀬川に入りました。 考えてみると広瀬川で竿を出すのも久しぶりです。お盆がありましたので。

 水量的には申し分ないのですが、如何せん川底はサッパリ滑りません。 そうなのです、鮎のご馳走となる苔が流されたままです。まだ新垢がついていません。 好天が続いたわけではないので仕方がないことではあります。

 そういうときに竿を出す方こそ、問題です。 でも出したかったのだからしょうがないです。 去年のお盆明けは広瀬川でいい思いをしたもので、その快感が忘れられないということもあります。

 竿を出したのは、牛越橋からの広瀬川が大きく左にカーブするところの岩盤底の流れです。今までにも最低でも何とか1匹は掛かっていた、掛かってくれた場所で、ここで掛かってくれないのであれば、どこで竿を出しても多分掛からないだろうと思います。

             

 

  広瀬川ですので(何が!) 竿は8メートルで、水中糸はナイロンの0.35です。もう何回も使用しています。 ハリは3本イカリバリ。

 ここの上流の瀬頭にガラガケの人が一人入っていました。 彼がいなければ、私も瀬頭からオトリを出すつもりでした。

 9時50分に第一投? 流芯の泡立ちの中からやや右岸よりにオトリが入りました。 ここは流れと流れの中間で、おとりも落ち着くところです。ややフワフワしそうなところです。

 目印を見ていると何か動きがおかしい、フワフワと上流に動くような感じで、これはもしかして掛かっている?かしれないと思い、竿を立てて糸を一直線にしたところ、目印が一気に下流に走りました。

 嬉しかったですね、当然ですよね、最初から鮎が掛かってくれるのですから。小国川でも第一投目から掛かってくれましたし、広瀬川でもすぐに掛かってくれるとは!!すぐにタモを抜いて竿に沿わせて掛かり鮎を抜こうとしました。

 しかし、あろうことか、あっていいことか、途中でばれてしまいました。 ショック!! 循環の釣りである”アユの友釣り”は、最初に掛かってくれた鮎を無事取り込むか、バラスかでその後が大きく変わってきます。

 天国から一気に地獄へまっさかさまです。  野鮎を確保できなかった悔しさは尾を引きます。ああ、なんてこった!落込むと釣りもうまくいきません。 切り替えがうまく行けばいいのですが、こんな厳しそうな広瀬川で、折角掛かったあゆをバラスとはなんてこった~といつまでもウジウジしてますます展開は悪くなっていきます。

 そうです、その後は何をしても、どこを泳がせても掛かりません。掛かったのは根掛かりだけ! 右岸へチの方での根掛かりでしたので、外しに入って行けません。 でも神は見捨てなかっ! 天上糸を引っ張っていたら外れてくれたのです。

 まだツキは残っている! 思い直してオトリを操作するもウントモスントモいいません。 及ばぬことと諦めました。 諦めも肝心です。10時30分で納竿です。 たった40分の鮎釣りで、しかも1匹も釣れなかったのに、こんなに引っ張ってきてすみません、なんかとっても申し訳ないようなことをしているような”罪悪感”にとらわれます。

 お口直しに、きょう午前10時20分過ぎの広瀬川分流の様子です。

 

                     

   

 コオロギを初めて撮りました。

    

                          2匹のシジミチョウが絡み合っています。

         

  何か哀愁を感じませんか?

     

                        

  

 この水量で、苔が付いてくれたらその時が勝負時でしょうね。あと残り25日だけです。

               

 


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