鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

魚の「超」能力

2017-02-04 21:53:29 | お知らせ

 きょうはまあ過ごしやすい一日だったと思います。 こんな書き方しかできないなんて、我ながら情けないことです。 間もなく午後10時になりますが、まだきょうという日は終わっていないのに、日中の天気をはっきりとは思い出せないのです。 これが歳を取るということなのでしょうか。

              (午前9時15分頃)

 

  

                 

 

 

 

 きょうは午後から公開講演会を聞きに行ってきました。 大学ですよ、放送大学宮城学習センターの公開講演会です。 その名もずばり 「魚の『超』能力」 です。 このチラシをどこで見たのでしょうか。

             

 はっきりしませんが、メディアテークかどこかの市民センターだと思います。 魚の大好きなニンゲンとしては、これは是が非でも何が何でも行かねばならぬと思った次第です。申し込不要ではなく申し込必要でした。

 講師は、東大の準教授から東海大学海洋学部教授を経て、現在は東北大学の教授ということです。東海大学の水産学科食品科学専攻です。養殖マグロは近畿大学か、でも東海大学の海洋学部は水産関係では有名ですよね。

  

 何とも魅力的な枕言葉です。 でも残念なことに、パワーポイントでの説明でしたが、手もとに渡されたのは詳しいレジメだけで、全てである必要はなかったですが、重要な事柄についてはパワーポイントのコピーもつけて資料にしてほしかったね。

 でないとやや薄暗い中で、講師の説明を聞きながら、パワーポイントの文面を写していくというのは、もう若くはないのですからかなり厳しいものがあるわけです。 まあ今更愚痴を言ってもはじまりませんので、メモをしたところだけでもみなさまにお知らせしたいと思います。

  魚とは; (一般的に) ①脊椎動物の内四肢動物でないもの  ②鱗(うろこ)があること   ③鰭(ひれ)を使って移動するもの  ④体温が環境水温であること

 人類は魚類の末裔; ①魚類は最初の脊椎動物  ②体の構造は共通点が多い  ③体液の組成は海水に似る  ④胸ビレ腹ビレは手足の原型  ⑤魚類の一部は陸上への進出を試みた  ⑥陸上職物が手助けをしてくれた  ⑦進化の過程でエネルギー浪費型に

 現在の魚の勢力図; ①現在約3万種(全脊椎動物の半数以上を占める)  ②淡水魚は約1万2千種  ③スズキ目約1万種 スズキ亜種約3,200種  ④軟骨魚類は約900種

 魚にできて、ヒトにできないこと; ①低温でも死なない  ②高温でも茹らない  ③高圧でもつぶれない  ④ふやけない、脱水症状にならない  ⑤宙を舞う  ⑥高速で泳ぐ

 魚と人の関わり; ①魚は人の迫害を受ける  ②魚は人に仕返しをする  ③魚は人に反省を促す  ④魚は人に将来を案じさせる

 その他いろいろな名言?がありましたので箇条書きに;

 ・魚は紫外線を感知できる(ヒトの目には見えず、異性の判別にも役立つ)

 ・魚は頭の上に第3の目がある

 ・魚は全身で味を感じる 嗅覚はかなり鋭い

 ・魚は人の感性を刺激する

 ・美味しい魚は人を幸せにする

 ・魚が人を健康にする  DHA EPA

 ・美しい魚は心を和ませる

 ・風変わりな魚は人のロマンをかき立てる

 最後に講師が説明しなかったら質問しようかなと思っていた 『痛み』 について、魚は痛みを感じないのか?;

 ・魚には表情をつくる筋肉がない

 ・素手で触れるとやけどする

 ・ストレスにはめっぽう弱い

 ・音よりは振動に敏感

 ・痛みは生きていくうえでの必須の感覚  

  ということから ⇒ ニンゲンの目には痛みを感じないと映るだけ   魚は苦しんでいる(=人の目には活きがいい)   苦しみ方がニンゲンと根本的に違う

 

 そこから今欧米では、魚も他の動物と同じように扱うべきという考え方が出てきている。

 講師は、「魚は『人知れず』最後を遂げる」ということが気に入っているようでした。

 

    

 

 

 


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