
久々のクッキングのコーナー。
とにかく麺類が好きでソバウドンラーメンパスタナットウヒヤムギレーメンと、途中??な文字が織り込まれているような気もするが休日の昼食などというと麺類の確率はヒジョーに高い。
中華系の麺では担々麺が好きで店で食べることも多いし家で何度か作ったこともある。しかし今回、たまに目にする「汁なし」の担々麺を食べてみたいと思い作ることにした。
混ぜる調味料が結構あるので結構タイヘンだが普通のラーメンのように盛り付けの瞬間の慌しさがないので割と簡単に作れる。

作り方としては練りゴマ・ゴマ油・醤油・砂糖でタレを作りドンブリに入れておき、ひき肉と戻した干しシイタケを細かく切って味噌味で炒めて具の準備完了。そして麺を茹で茹で汁でドンブリのゴマダレを延ばしアツアツの麺をドンブリに投入!肉味噌をぶっ掛けて早くも出来上がり、という簡単さなのです。

今回残念ながらシャンツァイがなかったのでワケギで代用したが、あのエスニック感タップリの葉っぱがあったらより本格的だっただろうなぁ。

初めてにしては上々の味。簡単なのでやってみて下さい。

今朝は久しぶりに早朝サイクリング。随分空気を涼しく感じながらもいつものように豊鹿嶋神社付近から多摩湖自転車道に入るとふとなんとも言えぬ香りがしたので思わず自転車を止めその芳香の元を探すと…。

そう、その懐かしい香りは一年ぶりのキンモクセイの香り。ま、開花が確認できたのはギンモクセイでしたが…。
それにしても今年は早い。因みに当ブログでこれまでのキンモクセイ初観測日は…。
2008年
2007年
2006年がなくて…、
2005年
こういう時にブログというものはとてもありがたいモンで一目瞭然の開花記録(当ブログ比)、である。ここ数年の平均より三週間ぐらい早い。今年は夏があったのだかよく分らなかったし残暑もあまりないようだがやはりこのような植物にも如実に現れているようだ。
そんなことを思いつつ狭山湖へ。

涼しい朝だったので密かに富士山が見えるかもと期待していたがこちらはハズレ。もうちょっと先のようですね。

前回の続き。
都電荒川線の鬼子母神前駅で下車。
前回「思うところあって下車」などと書いたのだが、実はこの日、町谷の後に新宿で仲間と酒を飲む予定がありその移動手段として都電荒川線鬼子母神から歩いて地下鉄の雑司が谷に行って新宿に行こうと思ったのだ。
そんなこんなで時間があったので鬼子母神参拝。



ここを訪れるのは十年ぶりぐらい。思えばこのような寺社近くに良く見る「参道の町並み」というのが結構好きで、今週末例大祭がある我が近所の鹿嶋神社の参道などにも散歩でぶらりと行ったりするのが好きだ。
特にこの鬼子母神の参道には古めかしい店があったりしていい。
下町のエリアではないかも知れないが、昭和の風情残る景色を眺めていると晩夏の夕暮れはそこまでやってきているのでありました。

週末は入院している伯母を見舞いに荒川区の町谷へ。
そのあたりには子供の頃よく遊びに行っていた。まさに「下町」の長屋住まいで、栃木の田舎に育った私にとっては驚きの連続。何せすぐ隣には家があり、道路も入り組んでいてそんな路地まで夜更けになるとチャルメラの音と共にラーメンの屋台が来る。
そんなノスタルジィの街を後に「さて、どうやって帰るか」と。
銀塩カメラを持って来たこともあり出来れば下町の雰囲気が残る街並を探しながら西日暮里あたりまで歩こうかと思ったのだがまだ暑く、町谷から都電荒川線に乗ることにした。

これまで旅先で路面電車に乗ったことは何度かあるが、都電は初めて。ノンビリとした雰囲気がタイムスリップのような感覚を味あわせてくれる。

途中窓の外を見ると「あらかわ遊園」の看板が。子供の頃連れて行ってもらったこともあるような気もするが既に遠い記憶なので曖昧となってしまっている。少しだけ切ない気分になりながらも都電は走り続け、思うところあってとある駅で下車することにした。
つづく

前回のつづき。
04:30
夢を見ていたようだ。ふと目が覚め一瞬自分が何処にいるのか分らなかった。テントのジッパーを開け外を見るとやはりここは青年小屋テント場。濃い霧が出ているものの雨は上がっている。テント生活をして迎える朝はいつも緊張する。やはり撤収に向け天気がいいに越したことはない。
一安心しつつ外に出てあたりを散策。しばらくは霧の中だったが、時間が経つにつれ時おり前の日に登頂を果たした権現岳の岩場が見え隠れしている。どうやら二日目は晴れそうだ。
その頃には他のメンバーも起床、早速朝食の準備。

これまで我が登山隊の朝食といえばこれまでずっとパンだったのだが今回は何かの雑誌で見て試した「フルーツグラノーラ入りパンケーキ」。別にパンでもいいのだが、たいていザックに詰められてつぶれてしまっているので何か別の朝食はできないものかと常々思っていた。
コーヒーと共に食べ一休み…、かと思ったら撤収及び出発準備の時間だ。何せ天気がいいので青年小屋から行けるもう一つのピークである編笠山で景色を眺めてから下山しようということになったのだ。
七時過ぎにテント場出発。前日の疲れが残る足腰にムチを打ち大きな石が転がるルートを歩き始めた。重い荷物を背負っているので結構タイヘン。

岩場を越えると展望が開けてきた。青年小屋も下に見える。そして低木の林を抜けいよいよ編笠山登頂。



これまで2000米を越える山頂にいくつか登っているが、これまで見た山頂からのどの景色にもひけをとらない眺め。360度の展望の中、雲海の先に富士山や南アルプス、そして振り返ると八ヶ岳の山並み。前日の権現岳は登頂したということに対する喜び、そして編笠山ではその山頂からの景色に満足感を味わうことが出来た。
その後岩場を下り雲の中の原生林を歩き下山。富士見高原の温泉に浸かり、ビールでココロもカラダもフニャフニャになりつつ帰路に。
帰りの電車の中で、あの権現岳の岩と編笠山からの景色に体の中のどこかが突然変異を起こしてしまったかも知れないなぁ、とワンカップワインにふんわり酔いながら考えていた。
おしまい。

前回のつづき。
ひと仕事を終え、私たちもようやくテン場で落ち着くかと思いきや、まだまだ休む暇もない。時刻は午後四時過ぎ、宴会の準備を急げ!という時間。やはり山でのテント生活は普段に比べ早い時間に飲み始め、そして就寝も早いのだ。水場に走る人、ディナーの準備をする人、ビールを買いに行く人とそれぞれ手分けして持ち場につく。
大急ぎで準備をし、ようやく落ち着くことが出来た。そして今回の料理は…。

ピクルス。疲れた体に酸味がたまりません。

自家製ニョッキのクリームソース。自宅で仕込みました。

魚介のトマトソース。魚介のダシたっぷりでブイヤベース風!?

パスタは豆入りのトマトソース。ニンニクと黒コショウでスパイシー。
今回も入念な打ち合わせと買い物で望んだこともありなかなかの出来映え。ま、一日歩いた体でいい景色の中で食べれば何でもウマいのですが。ビールやワインと共に食事を一通り食べ終わった頃、狙ったかのように雨が降り始めて来た。小さなタープを張りしばらくその下で飲んでいたが風も強くなってきたのでテントに避難。狭い中飲んでいたが、早起き&疲れの為まもなく就寝。
青年小屋では小さなコンサートが開かれていて、時おりチェンバロの音が小さく聞こえていた。しかしその音もやがて雨音でかき消されてしまっていた。
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前回のつづき。
ともかく今回の目標の一つである権現岳に向け歩き始めた私たち、軽装になり少しはラクになったのでペースが上がったようだ。しばらく歩きノロシバ着。そこからはクサリ場もある岩場を通過。天気はガスが出てきて数分ごとに展望が変わる。
雨こそ降っていないものの「撤退か!?」と少しだけ考えてしまうほどだった。


何とかクサリ場を征服しギボシ着。このあたりからガスの晴れ間に山頂と直下にある権現小屋が見えてきた。やった、もう少しだ!
その先の岩場を慎重に歩き権現小屋通過、そしていよいよ…。

15:00権現岳登頂!
標高2715メートル、これまで登った中での最高峰だ。しかしガスが出ていて遠望はなし。時おり近くの山々が見え隠れしている。それでも険しい岩場を越えて頂上に到達した喜びは格別だ。
これまであまり「登頂」ということにこだわらずに山歩きを楽しんでいたつもりだが、この喜びで私の中の何かのスイッチが入ってしまったような気がする。
しかしいつまでも喜んではいられない。天候は下り坂のようである。下り始めてすぐ、少々雨がパラつき「いよいよ来たか」と覚悟したが実際はそれほどでもなく無事岩場通過。ノロシバまで戻ってしまえばもう安心だ。徐々に青年小屋のテント場が見えてくる。私の黄色いテントがビールの色とオーバーラップしてきた。幻覚!?いやいや、ただ早く冷えたビールを飲みたいだけであります。
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