むかし…っても若い頃は、よくばぁちゃんが作っていた
あさつきの酢味噌和えだとか、木の芽が出る頃になると
小さい里芋を茹で山椒の味噌で食べたり、二シンの酢漬けや春菊の胡麻和えだとか
苦手の部類の食べ物で、ほとんど食べなかったような気がする。
だけど買い物へ行った時に売っていた浅葱を見て
そういえばよくばぁちゃんが作ってたっけ…なんとなく思い出して
急に食べたくなり作って、夕食の時にソッと食卓へと出してみた。

珍しいものが出てきたなぁ~と夫は酒を飲みながら
そういえば、ばぁちゃんがよく作ってたっけ。
こういうものが美味しいと思える年頃になったって事だよな…って(笑)
昔、子供達がまだ小さい頃に、pochiko家は薬用ニンジンを作っていたので
春のお花見の頃は忙しくて、とても家族揃ってのお花見をする事はできなかった。
家族で行くとすれば米の種蒔きも終ってから、田植え前のゴールデンウィークの頃かな。
だけどその頃になると、すっかりサクラの花も散ってしまっている。
それでも花見がしたいと、5月の連休に家族で鍋沼や猪苗代湖の
遅い時期に咲くサクラの花を眺めてのんびりとくつろぎ
来る人もないそんな場所の波打ち際であそんだり
おにぎりだとかから揚げだとか、ゆで卵やウインナーや
子供の好きそうな…そんなお弁当を広げて食べたりするのも楽しみではあった。
山菜採りが好きなばぁちゃんは、お弁当を食べ終わると何やらゴソゴソ…と
近くの山に入ったと思ったら、浅葱のいっぱい生えてる所を見つけたって
たくさんの自然の浅葱を採ってきて、酢味噌和えを作った事を思い出した。
あの頃、んまいから食わせ~って言われたけど
とても美味しいとは思えなかったはずの、浅葱の酢味噌和えは美味しかった!
あのシャキシャキしたネギ系の強い香りと味と、そこに酢味噌と相まって
なんとも懐かしい春の味がしたような気がした。
という事で今日の一枚 鍋沼

以前は白鳥の写真を撮りに行った帰り、寄り道をして鍋沼の写真を撮ってきた。
河東町強清水から向かい側の奥まった所にある鍋沼
寒さが強いので、桜の咲く時期もゴールデンウィーク頃だった…。