二日の連休で帰って来ている次女も、今日はお友達とのランチだと
うきうき気分で出掛けて行ったのが昼少し前の事。
ちょっと早めだけど…と、ばぁちゃんのオムツを換えて
バナナと野菜ジュースのお昼ご飯。
窓越しに見えるモミジが、いつの間にか真っ赤に色づいて。
今年は天候不順の為に、きれいな色が出ないと思っていたけど
そんな事はないんだねぇ~ 時期が来れば色づく事…今日分かった。

ばぁちゃんの部屋から見える庭のモミジ

すっかり色鮮やかに…風に揺らいでいる。
お茶碗にひとつ…トロトロに崩したバナナに野菜ジュースを入れて
とろみをつける粉末で作ったお昼ご飯は、スプーンで一匙ずつの
たっぷりと30分かかるようになってしまった。
普通のお粥じゃ口に含んで飲み込むのに時間がかかるようになって
重湯っぽくしないと、食べるのが難しくなって来るんだろうなぁ。
少しずつ少しずつ…体が衰退していくのが感じられるようになったこの頃。

ノコンギク(野紺菊)名の由来 は野に咲く紺色の菊という意味…そのまんまだよね。
今までのスプーンじゃなくて、孫太郎用の小さいメラミンのスプーンを使ってみた。
ステンレスのよりも口当たりが良いかと思って…。
今日はそんな話をケアマネージャーさんと話をしていたら
どこかでスイッチが入ったようで、今夜は珍しく完食となる。
また寒さが乾燥を呼び起こす季節となる。
一昨日の夜に、かなり激しい痰の絡みに加湿機を…今年初めて使った。
昨夜は深夜まで息子と次女と、いろんな話で盛り上がってしまったけど
ついぞ、ばぁちゃんの痰が溜まる音は聞かれず…思わず顔を覗き込みに行く。
途端に大きいいびきに…ほぉ~っと安堵の溜息。
ばぁちゃん 大丈夫だったよ…と子供たちへ。

必死でつかまっている姿に悲壮感さえ覚える。

アシタバの種を一心に食べている。
朝から冷たい風が…最後のトンボが風に吹かれて必死に枯れた雑草にしがみ付く。
アシタバにいたキアゲハの幼虫は無事羽化する事が出来るのだろうか。
そんな心配に、今朝見た時には一匹も姿を見つけられずに
きっと野鳥たちの餌食になったしまったのだろう…自然の摂理かな。
寒い一日も暮れようと…明日は暖かい日であれば良いのだが。
どうも雨の確立は高そうだ。

これから…こういう底冷えのする夕方をいくつ迎えなくてはならないのだろうか。