昼頃だったか、時おり寒い風と一緒に細かい雪が飛んで行った。
遠く南の山の方じゃ雪が降ってるようで曇っていた。

こういう寒い時には熱々の雑炊にたくあんってのが好きな夫。
今年は珍しくたくあんを漬けたりしてみた。
ばぁちゃんが元気な頃は、大きな樽にたくあんと白菜づけを漬けていたけど
倒れた次の年に、ばぁちゃんを真似てたくあんを漬けてみたけど
不味いったらありゃしない!!
20本くらい漬けただろうか…ほとんど残して春先には捨ててしまった
そんな苦い経験があって、どうせ食べないのだからと
食べたい時に食べる分だけスーパーから買っていた。
だけど最近どうもたくあんだとか白菜漬けだとか
そういうものが無性に食べたくなって…これって年のせいかな(笑)
今年は一代奮起して、たくあんに再チャレンジしてみようと
大根の細めなとこを10本ばかし干して置いた。
良く干すほど長持ちするのだとネットで調べて
そこそこ良い塩梅に干し上がったか…持つとちょっとしなるくらい。

もともとあったプラスチックの漬け物ダルに
買って来たたくあん漬けの素と塩と砂糖、そこに米糠と
まずは米糠とたくあん漬けの元と塩…塩はちょっと奮発して漬け物用の塩を使った!
これがなかなかの優れもので、すでに昆布やら椎茸、トウガラシなどが入っている。



最後に干して置いた大根の葉を敷きつめる。
よくかき混ぜて…砂糖はどのくらい入れたらいいのか
ちょっと混ぜ合わせた米糠を舐めてみたら…甘苦い~~
人工甘味料が入ってるのか、昔 ばぁちゃんが漬けていた頃は
砂糖ってよりサッカリンを使っていたっけ。
じゃ砂糖は入れなくても良いのだと大根と混ぜ合わせて重石をする。
その重石はウカリ…水が上がって来るまでに、かなり重いものとあったが
そんなに重い重石があったのか…思案中.。o○
ハタと思い付いた!

ちょっと汚れてたけど…気にしないで(笑)
我が家には使ってない石臼があったじゃないかと。
そうして樽に入れた大根の上に中ぶたを敷いて石臼をドカン!と
3週間ほど放って置いた。
どのくらいウカリが上がっただろうか、蓋を外して見てみると
けっこうタプタプになっていたので、今度は軽い重石を乗っけて十日くらいか
出来たかなぁ~~ まだだべかなぁ~~とワクワク気分で
たくあんっぽくなったのを一本。

おお~~っ、いかにもたくあん!!
さっそく切って味見~~と、ちょっとしょっぱいかな~~
夫~ ちょっと食べてミソ!と切ったたくあんを毒見させた。
おおっ、ちょっとしょっぱいけどたくあんだーと言ったけど
たくあんを作ったんだものたくあんだよね(笑)

ちょっと雑な切り方だなぁ~^^;
どうも、あんまりしょっぱいのはと…ミリンを火にかけアルコールを飛ばして
切ったたくあんと一緒に袋に入れて一晩、今度は良い感じに仕上がった。
たくあん作りはなかなか難しいもんで、今度はもう少し甘味を多くしなくちゃと
そう簡単には上手くは作れないようだ…来年の課題かなぁ~^^;
という事で、今日の一枚 寒空に一輪のバラの蕾をUP!
