北国の春は一散にやってくるものらしい。
ついこの間までは雪が降ったりだとか寒さぶり返しだったりだったけど
天気の良い日は霞がかかったような、ほんのりの風が心地よくて
少しくらい早かろうが遅かろうが、季節はちゃんと巡り来るって事だよね。
今朝の風景
まさに春朧(おぼろ)
花曇の空の下で 小さな花々が 春の訪れを告げる…とか!
そろそろ我が家のメダカたちの様子を見てみなくちゃと
去年の初冬に小屋の奥深くに仕舞いこまれた
発泡スチロールの箱の中…あのメダカたちはどうしているのだろうか。
去年購入したメダカ用発泡スチロールの箱を移動するのに便利な台車
毎年冬を越すのは、たかだか10数匹で…確かに寒さの厳しい会津の地じゃ
無理からぬ事ではないのだけど、果たして何匹残っているのか。
去年小屋の奥にしまい込む時に、藁を束ねてメダカの箱に浮かべておいた。
昔 我が家に池があった頃に、毎年秋遅くに池の水替えをして
水の入るパイプのところに、凍らないようにと藁のボッチを作って
くくりつけていたのを思い出して、同じようにメダカの箱に浮かべてみた。
果たして今年はどうなのか…ドキドキ気分で
台車を押して小屋から外へと、とても天気のいい日だった。
蓋を開けてみると水は真っ黒に変色していて
しかも入れっぱなしだったホテイアオイもすっかりと腐ってしまい
ちょっと失敗しちゃったかなと、後悔をしたけど時すでに遅く
恐る恐る藁ボッチを取りだしたが、何匹かのメダカの死骸がくっ付いていた。
ぎょぎょぎょぉ~~@@; 水まっ黒だし!
生きていた~メダカ!
ガッカリしながらも網でソッと掻き混ぜたら、生きてるメダカを発見!
新しく発泡スチロールの箱に水を張って、黒くなった水を少しずつ流しながら
網ですくって、新しい箱へと移し替える…黒い水もだんだんと少なくなっていくと
いるわいるわっ! 何だかゴチャゴチャとメダカの群れ!
思いがけずたくさんのメダカが生き残っていた。
なかなか元気そう~♪
買っておいた台車に、こんなふうに乗っけてみたよ^^
新しい箱に移し終えたら、思いがけないメダカの数で
おおよそだけど100匹くらいはいるだろうか。
いつもの年よりも10倍くらい生き残っていたなんて…奇蹟?
今日、ホームセンターから水草とホテイアオイを買って来て浮かべた。
今後の参考にしたいと調べてみた。
稲とメダカはとても相性が良いようで
藁を入れることで、そこに多くのバクテリアが発生し
それが水質の安定させ、そのバクテリアからミジンコなどのような
動物性プランクトンが発生し、メダカたちの冬の間の餌になっていたのかもしれない。
藁ボッチが良かったのか、いつも開けっぱなしの車庫の方ではなくて
気温に変化の少ない、小屋の奥に仕舞い込んだから良かったのかは分らないけど
こんなに多くのメダカが冬を越したのは初めての事だった。
という事で、先日蒔いた絹サヤが続々と顔を出し始めた♪
約2週間で芽を出し始めた…秋蒔きの絹さやに追いつけ追い越せ!!