津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

芥川龍之介「忠義」

2009-10-11 09:28:37 | 歴史
 細川宗孝の不幸な事件について、加害者側からの視点で書かれた芥川龍之介の小説が「忠義」である。宗孝の悲惨な状況の描写は果たして真実なのか、資料があってのことなのか・・・
       www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/173_15216.html

熊本大学の図書館報「東光原」の№20および21に、西田耕三氏(当時熊本大学教授)の、事件にかんするレポート「宗孝の死」がある。
       http://www.lib.kumamoto-u.ac.jp/tokogen/
ここで芥川の「忠義」についても紹介されているが、出典と思われる幾つかの資料も紹介されている。「八代蜜柑」などにどのように記されているのか、早々に調べたいと思っている。上妻文庫に所載されているが、これもまた膨大な資料でコピーが大変だ。
コメント
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