昨日の熊本県立図書館のHPに、3月26日にいよいよOPENすることが発表された。
https://www.library.pref.kumamoto.jp/kyukan/zenmenkaikan.pdf
待ち遠しかったですね~。もっとも熊本近代文学館は来年1月迄リニューアルの為に休館、今日の熊本日々新聞にはその具体的な内容が示されている。
学芸員が配置され、文書の展示などが充実されるらしい。こちらはあと9ヶ月間おあずけ・・・・・・・・・
実物資料で熊本紹介へ 「文学・歴史館」 2015年03月07日
来年1月にリニューアルオープンする「くまもと文学・歴史館」(現熊本近代文学館、熊本市中央区出水)の展示概要が固まった。高度な空調・
展示ケースを完備し、同館や県立図書館が持つ文学・歴史の実物資料を展示。熊本の文学と歴史の流れを紹介する。
また、トラックヤードと荷解き室を新設し、国指定文化財クラスの借用・展示も視野に入れる。専従の学芸員2人を配置する。
ロビーは、施設の性格をアピールするプロローグ展示。熊本の文学・歴史・風土を体感できる画像を大型ディスプレーで流す。
「展示室1」は専用の空調と高機能ケースを備え、国指定文化財クラスの展示が可能に。「文字に記された熊本の記録」「絵画に残された熊本
の記憶」「人物に彩られた熊本の記憶」(予定)の三つのテーマで実物資料を並べる。
「展示室2」は近世以降を6区画程度に時代区分、歴史と文学の流れを紹介する。情報検索コーナーも設け、同館所蔵の漱石の書簡や絵図な
どを画像で見ることができる。
レストランを廃止し「展示室3(サロン)」を新設。旧細川内膳家庭園を眺める展望展示室とし、ワークショップなども開ける。展示室は全室、展
示品保護のためLED照明となる。
井上智重館長は「本物を安心して保存・展示できる施設に加え、初めて専従の学芸員を置き、調査・研究の機能も持つことになる」と話してい
る。(山口純)