昨晩、ヒロミと羽田美智子さんが熊本を訪れた、BS日テレの「発見!ニッポンの神業スペシャル」が放映され、熊本城が登場した。
その中で、「二様の石垣」の建設年が、加藤忠廣の時代だとする今までの見解を覆す発言があったことは驚きだった。
これは私が長く疑問を持っていた、本丸御殿が後年に継ぎ足された石垣(富田紘一先生の第Ⅵ期説・細川時代とされてきた)の上に建っているという事実の説明がつかない事であった。
但し、これについては詳しい説明はなく、現に本丸御殿がその石垣の上に建設されているという事実に即しての、あと付けの感も否めない。
しかし、そうであるならば長く不思議に思われたこの問題は一気に解決されたことになる。
解説者は熊本博物館の学芸員(名前を忘れてしまった)の方であったが、これが熊本市の正式な見解になるのかどうか注目したい。(富田先生の学術的見解の呪縛から解き放たれたのか・・・)
又、石垣の石として「万日山の露岩」が紹介されたが、これは実物を見てみたいと思った。
全て見たわけではないが、収穫の多いよい番組だった。