同じ著書を二冊持っているというのは結構ある。一冊は保存用、一冊は書き込み用と言った感じだが、中には贈答の爲という本もある。
山本博文氏著「江戸城の宮廷政治」などは何冊買ったか・・現在でも4冊ある。
処が気が付かないうちにというのがこの二冊である。両方ともそう古くはないと思う。
一冊はデスク脇に積み上げた資料を整理する中で発見した。
一冊は熊本城関係の四冊の内の一冊として、別の所に積み上げてある。
熊本県立図書館には確か四冊所蔵しているが、貸し出し用は一冊しかなく、いつも「貸し出し中」だったので仕方なく古書を見付て購入した覚えがある。
新しい方は今年に入ってからかもしれない。
8件の論考が紹介されているが、夫々が面白い。この本はお薦めである。
これは傘寿爺様の耄碌のなせる業である事は間違いない。