津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■熊本藩・大阪蔵屋敷と小笠原家

2023-01-26 08:14:48 | 史料

             

 こちらもヤフオクに出品されている物。大坂中の島の「蔵屋敷」の図だが、左端っこに細川家蔵屋敷の書き込みがあった。
この図の主役は「安志藩」着色された部分。右上には小倉御屋舗の書き込みが有る。
安志藩とは、忠利室・保壽院の長兄・小笠原忠脩を祖とするが、忠脩が父・小笠原秀政と共に戦死したため嫡子の長次は忠脩の弟・忠真に
育てられたため、小笠原本家は忠真が継ぐことになり、細川忠興の跡を受けて小倉藩主となった。

つまりこの地区は、小笠原一族の集まりを物語っている。興味深い。

 以前ご紹介した大坂中の島の「蔵屋敷配置図」を示しておく。
上の図とは方位が上下逆さまになっているし、若干の食い違いがあるのは二つの絵図の時代の相違か?


          

  ここでは安志藩の蔵屋敷は塩屋六ヱ門町の右手に見える。細川藩は小倉屋仁兵衛町の下に当たる。
          尚、細川家蔵屋敷の図については大阪蔵屋敷-2をご覧いただきたい。

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■資料として保存「元田永孚、薮 孤山書幅」

2023-01-26 06:46:53 | 史料

 二件ともヤフオクに出品されているものですが、こうして資料として保存させていただいています。

             

                  明治天皇侍讀・元田英孚書                藩校時習館二代目教授・藪 孤山書

 いづれも翻刻する必要がありますが、これは一苦労しそうです。更にこれを読み下すという事になると、100%私の手には負えません。
どなたかご援助の程を願いあげます。

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