Cnr Albert & Mary, Brisbane, Black Fire
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何度かの中断を挟んで8時近くまで寝ていた。朝食(今回は、ヨーグルトにフムスを混ぜ、野菜ジュースとにコーヒーという定番で過ごしている)ののちシャワーで身繕いして9時半過ぎ動き出す。
電車でサウスブリスベンに出て、まずは、GOMAでChiharu Shirotaの特別展を見た。大規模なインスタレーションとセルフポートレート。作品を語るビデオでその狙いや意図がわかる。つづけてQAGの新しい展示、「embodied knowledge」の展示を見る。Museum of Brisbaneに徒歩で移動。ブリスベンの街の歴史的変化を作品と解説と写真で構成する小規模な展示だがなかなかよし。
思い出したけれど、Chiharu Shiota展では、彼女の語りと評論からのコメント、制作スタジオやプロフィールなどを紹介するビデオが理解の助けになった。あいにく、彼女のことをこれまでよく知らなかったが、二次元の絵画から、絵画の中に入り込むセルフポートレート、さらには三次元のインスタレーション、加えて動きのあるビデオ作品(そのな作品にも彼女が入り込む)、加えて舞台装置のデザインなど(ミニチュアの舞台が興味深かったがその作品をスナップしようとしたら叱られた。撮影禁止だった。デザイン画はよかったのだが)に展開させていて、舞台はさしずめ、彼女の立体作品の中でパフォーマンスが行われるといった趣だ。
また、展示されている作品には赤いヒモが多用されていて、これは人と人とを繋ぐというシンボリズム(Tim IngoldのLife of Lines を彷彿させたし、もちろん赤い糸でもある)で、展示の最後のコーナーにはA4サイズの紙と色鉛筆が置かれて来場者が自由に描き、用意された赤い紐のネットに挟み込んでいくという、来場者も巻き込む場も用意されていた。
昼食に飲茶を食べようとチャイナタウンのあるFortitude Vallayに電車で行ってみたが、かつての日曜の賑わいはまったくなく、また、飲茶を出した大きな店も閉まっている。調べると、Brisbane Quarter に飲茶を出すレストランがあるというのでCBDに戻ってきた。Phoenix Restarantという。薄暗く、すかした感じの店。チャイニーズじゃない雰囲気。
仇のように食っているような気がする!昼に飲茶を食べて、コーヒーショップで、多少マシなコーヒーを買ってフードコートの一角で飲んで宿に帰って、一服!さらに19時の予約を入れて夕食に出る。今夜はアルバートとメアリーの角のスペイン料理を謳ってはいるが、タパスがないので欧風オーストラリアンといったところのレストラン「black fire」で夕食。
プロシュートとオリーブ、鴨のロースト。
ちなみに、ブリスベンのCBD、中心街は東西が女性名、南北が男性名の通りになっている。先日書いた、ギネスバー、Gilhooleys は、アルバートとシャーロットの角に健在だった。今回は入らなかったけど。
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