白山市、和田屋

朝9時に出て、東海北陸道を北上、白鳥で降りて、まずは、長滝白山神社・長滝寺へ。ここは美濃馬場といって、白山信仰の美濃側の入り口にあたる。。数年前に越前馬場の白山神社・平泉寺と加賀馬場の白山比咩神社に来たことがあり、一つ残していたところだ。境内の瀧宝殿と近くの道の駅に隣接する白山文化博物館がなかなか充実していた。隣接のち道の駅で、たこ焼き、メンチカツ、稚鮎の唐揚げというらいささか奇妙な組み合わせの昼食。
高鷲で、ふたたび、高速に乗って、福光で降りて金沢方面へ。金沢大学の角間キャンパスを経て、白山比咩神社の駐車場に隣接する和田屋へ。女将の迎えを受けぬが、今日の客は、我々だけなのだそうだ。温泉ではないというが、料理にも使うという地下水を沸かす湯は、なかなかと見た。
泊まる部屋は囲炉裏付きだが食事は 別の部屋だがやはり囲炉裏がある。食事の時、職人が来て鮎を焼いてくれる。今日の鮎は手取川ではなく、九頭竜川のものだそうだ。手をかけて焼いてくれるので、身は柔らかく、香り高く、蓼酢もいらないぐらいで、食べることができる。日本酒のペアリングと共に、最後の鮎と生姜の釜飯まで、とにかく堪能した。
夏は鮎だが、秋冬になるとジビエを食わせるらしい。

