South Is. Alps
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Coromandel
Coromandel, NZ
Square Kauri
Square Kauri, NZ
Lake Griffin
Lake Griffin


Sydney, Chippendale, “Andiamo”

[昼食]シドニー植物園入口、「Piccolo Me Royal」、ベーコンエッグとアボカドのオープンサンド

現地午前9時少し前の定刻にカンタス航空QF26にてシドニー着。羽田を飛び立つ前、地上の電源車の調子が悪かったようでエアコンが動かずエンターテインメントシステムも動かず、エンジンがかかってようやく調子が戻った。とはいえ、フライト時間等の情報は表示されず、システム自体も調子が悪かったのかとも思う。

ほぼ満席、例によってあまり眠れず。機内映画2本を見る。

シドニーの友人のGJおすすめのイタリアン「Andiamo」にて会食。美味しかった、5人で、前菜三種(カボチャのコロッケ、エビチリ、イカリング)、ピザ二種(3種のチーズ、トリフのせ)、火曜日はフリーBYOの日ということで、GJは赤ワイン2本、わたしが、赤白1本ずつとビール6本を持ち込む。

宿(28Hotel)にもどって、若手2人(HCとDH)と残ったビールを飲みながらしばらく話す。

2023-08-08 22:59:15 | 夕食・パーティなど | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


機内映画:「the last daughter」「Avatar the way of water」

**the last daughter**
幼児期にアボリジニの両親から離されたレベッカは、養父母に預けられたが、10歳くらいになって元の親の元に戻された。生家から離されたのは、父親のアルコール中毒によると養父母は知らされていた。レベッカは、肌の色の白と黒の狭間でアイデンティティ・ロスとなる。ストールン・チルドレンとしての補償を求めたが、1969年以降は存在しないと福祉当局に言われた。レベッカは独力で、白人の両親を探し当て、再会し一族やコミュニティとリユニオン。アボリジニの母を白人の両親に引き合わせ、ついには、双方の一族やコミュニティと一堂に会した。

このドキュメンタリーは、地方によっては、全国的に連邦レベルで廃棄された「キッドナップ・ポリシー」(文化的に劣等な先住民の親から子供を引き離し、寄宿舎もしくは白人の養父母のもとで、元の文化から切り離そうというもので、1969年まで継続されてきた)が残存していたということを背景としている。オーストラリアは現在では多文化政策の元、先住民の諸権利が回復しつつあるが、それでも、その傷跡はおおきい。また、アメリカ合衆国で今年になって最高裁がアファーマティブ・アクションが違法であるとの判決を下したが、オーストラリアでも、先住民に対する優遇は逆差別であるとの主張も根強い。本作品のように、繰り返し告発していくことの意義は大きいと思われる。

**Avatar the way of water**
見たいと思っていたアバター第2作だったが、あいにく映画館での視聴を逃していた。きっと機内映画にはリストされるだろうと期待していたが、そのとおりだった。カンタス航空の機内映画には第1作とともに入っていた。

前作の結末のように惑星パンドラの資源を求めて侵入したスカイ・ピープル(地球人)に対抗して、フォレスト・ピープルとともに戦った主人公ジェイクはアバターではなく実体としてのナヴィ(パンドラ星人)の身体を手に入れて家族を持って暮らしていた。

地球人は再び侵入してくるが、ナヴィと人類とのハイブリッドにかつての戦士の知能をインプットした戦士リコンビナントを先頭に、ジェイクたちフォレスト・ピープルを襲ってくる。自分たちがいるからフォレスト・ピープルに地球人が襲ってくると考えたジェイクは、ウォーター・ピープルのもとに家族とともに移り住むことを決意する。ウォーター・ピープルは海での生活に適応進化しているナヴィで尻尾にヒレが生まれ、目には瞬膜をもっている。彼らの生活にジェイク一家は適応していこうとする。そこに再びリコンビナントを先頭に地球人たちが襲いかかってくる。

パターンは前作と似ていて、植民を企てる地球人と征服されようとするが戦い続ける先住民たるナヴィという構図、先住民ナヴィを助けようと現地化する地球人。本作では登場しなかったが、前作で狙われていた資源、重力を中和する鉱物の開発、自然とともに生きる先住民とそれを破壊する地球人、そういった構図はかわらない。本作で登場するのは海で暮らす先住民が基本的な構図に巻き込まれるというストーリー。

本作以降も続編が続くようだが、物語としては展開していくのか、パターンをかえて基本的な構図が変化しないままのような気がするのだが。映像としては興味深いものの、物語としては、新しい展開が見られないと思う。

2023-08-08 10:48:13 | 映画/TV/DVD | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )