『パスタぎらい(新潮新書)(電子版)』
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海外生活が長い(というか、おそらくたいがい海外?)著者の食体験を綴った。タイトルになっているのは、イタリアで貧しい学生生活を送った著者の学生仲間との安上がりなパスタを食べすぎたのでパスタぎらいになったことにちなんでいる。ヨーロッパや中東の各地で暮らしそれぞれの地域で食した食べ物やワイン、チーズなどにちなむエピソードが書かれている。日本食もそれらの地域で作り、現地の人に食べさせたが、その反応とか、最近の著者の食の嗜好がシンプルな味の日本食になっていること、同時に子供の頃に暮らした北海道の食べ物への愛が語られる。
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