農作業に使っている発電機が故障したため修理をしました。故障したのはエンジンを動かすための始動ロープです。このロープが切れたため、エンジンを動かすことができなくなりました。このため発電機を回せなくなり100ボルトの電気を起こせなくなりました。
切れてしまった始動ロープ
まず切れた始動ロープをつなぐため、始動ロープを巻きつけていた軸部品を取り外しました。そして、新しい始動ロープを取り付けました。始動ロープはビニール製のため先端をバーナーで溶かして解けないように加工します。
始動ロープ軸部品を取り外し 新しい始動ロープ先端を加工
まず、始動ロープ軸部品の回転部分(バネで回る)に新しい始動ロープの先端を固定します。そして、ロープを回転部分に巻きつけた後、もう片方の先端を手で引っ張る軸に固定します。
回転軸にローブを固定 引っ張るロープ先端も固定
このようにして新しい始動ローブを回転軸に取り付けます。始動ロープを引っ張ると軸が回転をすると同時にエンジン軸を回すための爪が出てきます。また、始動ローブを引っ張った後に手を離すとバネの働きでロープが再び巻かれます。
取り付け終わった新しい始動ロープ
切れた始動ロープを引くと同時に大きな音をたててエンジンが回り始めました。始動ロープはよく切れますが、今日の修理であと10年くらいは発電機は使えると思います。この発電機は2.3Kwの発電機能力があるため、電気チェーンソーのような大電力を消費する電気器具にも使えます。農業用としては毎年籾摺り機や精米機に使って重宝しています。
修理の終わった2.3Kwの強力な発電機