東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

12月初旬の紅葉狩り

2008年12月08日 | 樹木,果樹
 このところ忙しくてなかなか紅葉を見る機会がありませんでした。去年も忙しくて紅葉を見るチャンスを逃してしまいました。このため、遅くなってしまいましたが今日近くにある都立長沼公園に行って紅葉を鑑賞しました。以前犬を飼っていた頃は毎日のように行った公園ですが、近くにあるにもかかわらず約3年ぶりに山を散策して紅葉を鑑賞しました。

              木々を見上げると、落葉寸前の紅葉が茂る


 12月になるとさすがに公園の道筋は落ち葉で敷き詰められていました。歩くと落ち葉でサクサクと音がします。また、落ち葉の上を踏みしめながら歩くと、なんだか絨毯の上を歩いているように軽くふわふわします。

              落ち葉で敷き詰められた山道


 この公園は北側に開けているため、昼でも影っています。南側が開けた場所に来ると急に太陽が顔を出して明るくなります。このような場所を歩くと、紅葉が光るように輝きます。

               太陽に眩いばかりに照らされたモミジ


 公園の植物はだいたい三層になっています。一層目の地面は落ち葉で満たされています。二層目は笹が生い茂っています。そして、三層目は木々が空に向かって立体的に立っています。特に杉などの針葉樹が少ないのも特徴です。

             落ち葉の斜面に、南側の木々の陰がなびく


 温暖化の影響か最近は今の時期になっても落葉していないものがあります。特に、どんぐりの木はほとんど葉が木々にしがみついています。山全体を見渡しても、茶色や黄色のどんぐりの葉が主に山を染めています。

           茶色や黄色に染まったどんぐりの葉


 山はほとんどが茶色や黄色に染まっていますが、芝生はまだ緑が主です。このため、芝生のそばにはえる赤く染まったモミジはとても目立ちます。
 モミジに近づいて、手を開いたような形のモミジの葉を見ていると心がとても和みます。「これで今年も終わりなのかな」と。

            青い芝生の色に映えるモミジの赤


 公園の西側、北野台に近くなるとそろそろ公園の終点です。この付近は芝生が整備されている箇所が多く、夏の北斜面は草スキーができます。真冬に雪が積もると、スキーやソリが楽しめます。10年ほど前でしょうか、ソリを持って子供と雪の上をすべりにきたことがあります。

  芝生が整備された長沼公園西方面、紅葉と芝生のコントラストが見事


 この公園は北側に開けており南側は住宅や道が通っていますが、ところどころ木々が茂っています。南側は木々の成長が良いのかより高く伸びています。太陽の光が直接当たるため、紅葉が眩しいほどに綺麗です。

        南側斜面の紅葉、太陽に照らされて明るく眩しい
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする