東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

田布施町 竹部~御蔵戸ウォーキング(3/3)

2017年10月02日 | 歴史探訪他ウォーキング

 大田資直の石碑を過ぎると、しばらく竹林の中を歩きました。しばらく歩くと、道が開けて舗装道路に出ました。その道路を北に向かうと、後井古墳入口に着きました。私は何度もこの古墳に行きましたが、まだ行ったことがない方のためにこの後井古墳に行きました。後井古墳について説明した後、懐中電気を点けて石室内に入りました。山口県一の広さを誇る石室です。

  後井古墳に向かう     後井古墳石室入口     石室内を見学
  

 後井古墳を出ると、田布施苑近くの道路を通って御蔵戸に向かいました。御蔵戸に入って最初に見学したのは地蔵様です。近所の人がお世話しているのでしょう綺麗に掃除してありました。続いて、御蔵戸古墳に向かいました。この古墳は数年前は竹藪に覆われて行くことが困難でしたが、今は草が刈ってあり、数年前よりは行きやすくなりました。この古墳に行く途中、土手を歩いていると地中に巣を作るハチが何匹か出てました。そのため、全員が御蔵戸古墳に行くことはできませんでした。

  御蔵戸のお地蔵様      御蔵戸古墳       石室内から外を見て
  

 周りが竹藪で覆われた御蔵戸古墳の石室内に入ってみました。石室内はだいぶ土で埋まっていました。そのため、石室の奥を見ることができませんでした。御蔵戸古墳を見終わって、改めて周りの田んぼを見るとだいぶ稲が実っていました。一部の田んぼは稲刈りが始まっていました。刈り取った稲は、竹の棒にはさ掛けされて天日干しの最中でした。

            御蔵戸古墳前に広がる田んぼは稲刈り中


 次に御蔵戸稲荷社に行きました。御蔵戸古墳を出て、50m位の場所にある山道を登りました。これまた、竹に占領された山でした。山道をしばらく登ると御蔵戸稲荷社に着きました。ここで少し休憩しました。稲荷社の中を見渡すと、大きな提灯が置いてありました。かつてはこの提灯を灯すほどのお祭りが行われていたに違いありません。今は、朽ちて崩れ落ちるのを待つだけのお社です。

 御蔵戸稲荷社に向かう   朽ちるのを待つ稲荷社    恩師邸でM先生に会う
  

 崩れ落ちそうな御蔵戸稲荷社に別れを告げて、小学生時代に担任だった恩師邸に向かって山道を降りました。呼び鈴を鳴らすと、恩師の松根先生が出てこられました。そして、先生と楽しく談笑しました。今回のウォーキング参加者の中に、恩師に教わった方が5~6人いました。そのほとんどを先生は覚えていました。私は相当ないたずらっ子だったのでしょう、よく覚えているとのことでした。私が3年生の頃でした。女の子をいじめていたのを恩師に見つかり、羽交い絞めにされて校長室まで連れていかれたことがありました。また、よく教室を脱出していました。当時の私は、体が弱かったこともあり何か言い知れぬストレスをかかえていたのでしょう。私のように、手がかかった生徒ほどよく覚えているとのことでした。

          ウォーキングを終え、スイートメモリーで休憩


 恩師に別れを告げると、スタート地点の田布施町交流館に向かいました。疲れた何人かは、あいさつ橋の袂にある喫茶スイートメモリーに入って休憩しました。今回のウォーキングに参加された方々、お疲れ様でした。
 来月は周防大島の文珠山・嘉納山・源明山を歩きます。最初に歩く文珠山は紅葉と360°の絶景を楽しむことができます。紅葉シーズン中は山道が車で混むとのことで、変則ですが23日(月)を予定しています。

        今回歩いた竹部~御蔵戸のウォーキングコース

 

コメント
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