東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

わら細工講習会(ほぼろの製作)の準備(2/4)

2023年08月10日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 わら細工に必要なわらの準備が整ったため、次に編み台と駒を用意しました。前回の講習会で編み台は必要数あります。1個のほぼろを編むためには3対6個の駒を使います。なお、1個の猫ちぐらを作るには5対計10個の駒を使います。猫ちぐらは駒をたくさん使いますので駒を新たに作りました。
 今回、より簡単に紐を巻ける駒を10個ほど作りました。角材を18cmごとに切断たそれぞれの角材に、ヒートンを取り付けて駒を作りました。日陰とは言え猛暑の中での作業です。汗がたらたら出ます。タオルで汗を拭きながら作業しました。

          日陰の中で、数十個の駒に紐を取り付け


 駒が出来上がると、人数分の駒に紐(長さ5m)を取り付けました。紐の両端から同じ長さに駒に巻き付けるため、紐の中心にクリップを挟んで印にしました。バインダーによる小麦の刈取り時の結束に使ったバインダー紐の余りを使いました。ところで、昼とは言え蚊がたくさん飛んできます。蚊も必死なのでしょう。自分の周り数ヵ所に蚊取り線香を置きました。

紐の中心の印のクリップ   1対の駒の出来上がり   ほぼろ1個を編む駒3対
  

 ほぼろの製作講習会の受付人数は、8/20,8/27共に5名としています。なお、前回の講習会時で完成できなかった方は、完成していただくために継続参加OKにしています。その方々は別枠にしています。
 ところで、去年春の講習会では申し込みが多かったため、講習会に参加できない方が出ました。今回、そのような方がでた場合、次回11月の講習会に優先的に参加していただこうと考えています。

日陰でもくもくと駒に紐を取り付け       必要数作った駒の数々
 

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