東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

ミツバチの巣箱最上部に継箱

2024年11月07日 | 生き物

 西洋ミツバチの巣箱は横に継箱が重なっています。しかし、野生ミツバチの巣箱は縦に継箱が重ねてあります。そのため巣板は上からぶら下がるように成長します。そして、上部の巣版には蜂蜜を貯め込み、下部は幼虫が育つための巣板になりました。そのため、蜂蜜を採種する時は上の方にある巣板を取り外して採蜜します。
 今回は下に継箱を重ねないで一番上に継箱を重ねてみました。このようにすると巣が盛り上がるようです。しかし、スムシが繁殖するリスクがあるとのこと。そのため、頻繁にスムシのチェックが必要になります。

         一番上の継箱のすのこを取り去った巣板の様子


 一番上のすのこを針金で取り去っていると、運悪くミツバチを巻き込んでしまったようです。急にミツバチ達が怒りはじめました。私の顔を中心に群れが飛び回り、数匹のミツバチが私の顔に止まりました。そして、そのうちの一匹が私の目頭を刺しました。チクリとした傷みでした。ミツバチに刺されたようです。そう痛くはないのですが、二回目に刺された時のアナフィラキシーショックが今後心配です。

  取り外す前のスノコ    スノコを取り外す   私の顔を刺したミツバチ
  

 今回はとてもマイナーな継箱をしましたが、ミツバチ達は毎日のように蜜を集めたり花粉を集めたりしています。スズメバチの襲来は最近ありません。そのため、スムシに巣を乗っ取られないような管理をしようと思います。このまま無事に春の分蜂まで越冬してくれればと思っています。

   最上部に新しい継箱をセット      スノコをネジで止めて固定
 

コメント
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