2年半ほど前に購入したバイクのヘッドライトが点灯しなくなってしまいました。このままでは夜の運転に支障があるため修理することにしました。バイク店に修理を依頼してもよいのですが、ライト類はよく故障しますので今後に備えて今回は自分で修理しました。
ヘッドライトを修理するためドライバーで前部カバーを外す
修理するためにはヘッドライトを外さなければなりません。その最初の手順としてバイク前部のカバーを丁寧に外します。修理のためのサービスマニュアルはないのでこれまでのバイク修理の経験則で外しました。
バイクの前部カバーを外す ヘッドライト部を外す
このバイクのヘッドライトは2ライトです。この二つ共がダメになったため、交換用のライトを予め二つ買っておきました。1個約1,500円のため、二つで約3,000円でした。ちょっと高い買物でした。安いものは1個500円ですが、今後煩雑に壊れても困るため良いランプにしてみました。
切れた二つのランプ 購入した新しいランプ2個
故障したランプを取り出して、新しいランプに交換しました。バイクのランプは懐中電灯のような単一フィラメントではありません。ランプ内部に2個のフィラメントがあります。通常のものとハイビーム用のフィラメントです。ランプに電気を供給する電線は3本です。
新しいランプをヘッドライトカバーに挿入
左右のライトを交換してる時に気が付いたのですが、左側ライトを収める金属製のソケットのプラスチック部が熱で変形していました。変形していたのは昼間照らすライトに電流を供給する端子です。
熱のため昼間点灯用端子が窪んだソケット
端子が窪んでいると昼間左側のライトが点灯しません。昼間走行中に点灯し続けているため熱がこもって変形したに違いありません。この故障のため左ライトは、ハイビームは光りますが昼間は光りません。新たに左ランプ用のソケットを購入して修理する必要があります。幸い右のライトはホルダーが変形していないため正常に点灯しました。
ランプ交換後ゴムカバーで覆う ランプ交換完了したヘッドライト部
左側のライトは昼間点灯しませんが、右側のライトは点灯するので今回はこれでよしとしました。早急に左側ライトのソケットを購入して交換する必要があります。今回は自分で修理しましたが、これをバイク店で修理すると交換部品に加え,修理時間に比例して,また技術料などの名目で数千円もとられるでしょう。
ランプを交換修理してバイクに取り付け中の前部カバー