東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

古いSONY製トランジスタラジオ TR-724の修理(1/6)

2011年09月15日 | 古ラジオ修理工房

 このSONY製トランジスタラジオ TR-724の修理履歴です。それぞれをクリックしてください。
  修理(1/6) 修理(2/6)  修理(3/6) 修理(4/6) 修理(5/6)
    修理(6/6)

 とても古い自動車を修理したい時に、部品がどうしても手に入らないときがあります。このように修理部品が供給されない古い自動車を修理する場合、まったく同じ型の自動車を部品取り用として手に入れることがあります。そして、部品取り用自動車から部品を取り外して、直したい方の自動車に組み込んで修理します。
 今回、SONY製の古いトランジスタラジオ TR-724を修理しようと思います。古い自動車を直す例のように、1台を修理用のラジオに、もう1台を部品取り用ラジオにしようと思います。うまくいけば、2台共に修理できるかも知れませんが。

    左はわずかに動作するも大破した部品取り用ラジオ、右は修理用ラジオ


 まずは、修理する前にラジオの部品を調査しました。いつものことですが、私は修理する前に製造年代やラジオ内の部品を調査します。まず、使われている電池は006P(9V)です。この小さな筺体でありながら、短波も受信できる設計になっています。私は短波放送はあまり聴きませんが、競馬、市況、天気概況などを放送しています。かつて私はよく登山をしていましたが、高層天気図を作るときに短波放送を聴いていたことがありました。

                  小さいながらよくまとめられている部品や基板


 まずは、高周波関連の能動素子であるトランジスタを調査しました。まず、発信/混合/周波数変換には2SA123が使われていました。そして、中間周波段には2SC76が2個使われていました。

 発信/混合/周波数変換段の2SA123           中間周波数増幅段の2SC76
 

 次に低周波増幅段です。面白いことにすべて同じトランジスタ2SD66が使われていました。普通トランジスタラジオでは電圧増幅用と電力増幅では別のトランジスタが使われていることが多いです。このため、このラジオは珍しい例と言えます。

      電圧増幅段の2SD66(2個)                    電力増幅P.P段の2SD66(2個)
 

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稲の乳熟期、田んぼの草刈り(3)

2011年09月14日 | 稲:田植え,草取り

 昨日に引き続いて田んぼの草刈りをしました。9月中旬にも関わらず、日ざしは強く夏のようでした。今回草刈りした田んぼは、6月中旬に泥んこ運動会をして、7月上旬に別所小学校5年生の田植えをして、7月下旬に同別所小学校5年生が草取りをした田んぼです。

      子供たちが、泥んこ運動会,田植え,草取りをした田んぼ。雑草が繁茂


 この田んぼは、ため池北側に接しています。田植え時に日照りで水が少なかったため、その後雑草がたくさん生えてきました。田んぼの北側はひどい状態で、雑草の間にポツリポツリと稲が生えているほどです。最初に草刈りしたのは、東京薬科大学生が稲を植えている田んぼとの境の畦です。

       草刈り前の畦、雑草が繁茂          畦の南面を刈り取り完了
 

 東京薬科大学生が稲を植えている田んぼとの境の畦は、最初に南面を刈り取りしました。そして、折り返すように今度は北面を刈り取りしました。往復でこの畦の雑草を刈り取りしました。この田んぼは約2ヶ月も草刈りしていなかったため、雑草が伸び放題でした。このため、時間はかかりますが二段刈りしました。

 南面と北面を往復で草刈りした、東京薬科大学生が稲作中の田んぼとの境の畦


 次に東側の畦と道端の草刈りをしました。この場所も雑草が大量に生えていて、しかも草背が高くて草刈りは大変でした。おまけに、所々に竹が出ていたので、草刈りに時間がかかりました。一つの草を3~4段に分けて刈り取りました。それだけ、草刈りに時間がかかりました。ここを刈り取り終わる頃にガソリンが切れたので、いったん休憩にしました。

     草刈り前の東側の畦と道端          草刈り後の東側の畦と道端
 

 休憩後は、田んぼの南側の畦を草刈りしました。ここは、影になっている畦のため草があまり繁茂しておらず、簡単に草刈りを終えました。次に、東京薬科大学生が稲を植えている田んぼ脇の道端の草刈りをしました。この道端は、この里山を利用するみんなが通ります。共用の場所でもあるので、このさい草刈りをしておきました。

       草刈り前の道端、雑草だらけ         草刈り後の道端、綺麗に
 

 この田んぼは、東京都指定の「八王子堀之内里山保全地域」内にあります。地域の人がこの里山を楽しんだり利用できるように、常に里山としての管理をする必要があります。無報酬のボランティアではありますが、泥んこ運動会をしたり,子供たちや学生たちと田植えしたり,自然観察したりと,地域の人たちと交流できることはうれしいことです。また、耕運や草刈りなどは自分自身の健康維持にも役に立っています。この田んぼ、毎年のことですが10月に子供達と稲刈りを予定しています。稲刈り、もうすぐです。

           ようやく草刈り終了の田んぼ、10月末に子供達と稲刈りを予定

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稲の乳熟期、田んぼの草刈り(2)

2011年09月13日 | 稲:田植え,草取り

 午後、四日前と同じ田んぼの草刈りをしました。前回は、中央畦と東畦を中心に草刈りしましたが、今回は残りの畦すべてを草刈りしました。前回の草刈りから数日しか経っていないのに、このところの好天に恵まれてか乳熟度がずいぶんと進んでいました。この調子では、来月始めには稲刈りできると思います。

             乳熟度が進んで重くなったのか、稲穂がだいぶ垂れる


 最初に草刈りしたのは、田んぼの北側の畦です。この畦は急斜面に面しており、その斜面の下には畦に沿うように里芋を植えています。里芋の葉を傷めないように注意しながら草刈りをしました。

    田んぼの北側畦(草刈り前)          草刈り後の北側畦、左は里芋
 

 草刈りを進めている途中、稲の乳熟度を調べてみました。すると、乳汁は出ないで実が硬くなっている段階でした。爪で青い稲籾をつぶしてみると、柔らかく白い胚乳がヌルッと籾から出てきました。あと二週間ほどで完熟するのではないかと思います。

         爪でつぶして乳熟度を調査。緑は籾で、白は柔らかい胚乳


 9月とは言えまだ日射が強く暑いため、作業していると汗が出てきます。このため、草刈りの途中で一度休憩をとりました。そして、刈り取った草の上に寝転がってみました。空を見上げると、雲は一つもありませんでした。休憩後は田んぼ西側の畦の草刈りをしました。

      草刈り前の田んぼ西側畦      草刈りを終えた、田んぼの西側畦
 

 田んぼの西側畦の草刈りを終わると、田んぼ南側の畦を草刈りしました。ところで、去年までは田んぼに網を張っていたため、草刈りはとても困難でした。草刈機に網を巻き込まないように注意して草刈りしなければならず、それでも草に隠れて見えない網を巻き込むことが多々ありました。

            草刈り後の田んぼ南側の畦、今年は害鳥が少なく網張らず


 網は自然への負荷となるため、自然保護の観点からすると好ましくありません。網を張るとちょっとした小動物が網にからまってしまいます。今年はどういう訳か害鳥(特にスズメ)が少ない年です。このため網を張らなくてすみました。自然保護の効用とは別に、草刈りがとても容易になるという効用がありました。

         紐を使った草刈刃             チップソーを使った草刈刃
 

 田んぼ南側の畦を刈り取るとほぼ全域の畦の草刈りを終わりました。最後に雑草が伸びきった田んぼ内を草刈りしました。伸びきった雑草は茎がとても硬いため、刃がチップソーでないとスムーズに刈り取りできません。これまで使ってきた草刈刃は紐でしたが、これはもう使えません。チップソーに切り替えて草刈りを続行しました。

      伸びきって茎が硬くなった雑草       チップソーで2段階刈り取り
 

 田んぼ内の雑草はとても固いので、チップソーを使て2段刈りをしました。最初、40cm位の高さを刈り取った後に、根元から刈り取りしました。これで、この田んぼの草刈りは終了です。夕方近くになり空がだんだん暗くなってきたため、今回の作業はこれで終わりとしました。

       草刈りが終わった田んぼ、4日前に刈り取った畦は草が白く枯れる

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古いGeneral製トランジスタラジオ 6G630の修理(8)

2011年09月12日 | 古ラジオ修理工房

この古いGeneral製トランジスタラジオ 6G630の修理履歴です。それぞれをクリックしてください。
  修理( 1/11) 修理( 2/11) 修理( 3/11) 修理( 4/11)
  修理( 5/11) 修理( 6/11) 修理( 7/11) 修理( 8/11)
  修理( 9/11) 修理(10/11) 修理(11/11)

 このラジオの革ケース修理に四苦八苦しています。もともとはラジオ内部の修理のはずだったのですが、ラジオを収める革ケースの傷みもなんとか直せないかと手を出してしまいました。しかし、なかなか思うようにいきません。革の素人なので仕方がありません。
 今回、直そうとしているのは革ケースの側面です。前回接着剤を付けて固定したのですが、窮屈でラジオ本体が入らなくなってしまいました。このため、まずは前回のスナップ修理と同様に水につけて革を緩めてみようと思いました。

   バケツに入れた水に革を浸す           水浸透で接着剤はがれる
 

 しかし、思った以上に革に水が浸透してしまいました。このため、側面に浸透した水で接着剤が緩んでしまい側面が外れてしまいました。水溶性の接着剤だったようです。失敗です。そこで、水が浸透して側面が緩んでいる間にその側面を糸で縫ってみることにしました。

                 外れた革と革の側面接合部を糸で縫う


 革が水で緩んでいるので、糸で縫うことは簡単だと思っていたらそれは大きな間違いでした。革そのものの厚さが5mm程度あったためなかなか針が通りません。大まかに縫い終わった頃に、針がポキリと折れてしまいました。素人の私には革を縫うことはちょっと無謀だったようです。

       ポキリと折れてしまった針            大まかに糸で縫い終わる
 

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不安定パソコンの修理(Windows XP再構築)

2011年09月11日 | パソコン,電子機器

 2月に私の知り合いのノートパソコンを修理しました。ところが今度は、私が5年前に作ったパソコンの調子が悪くなりました。当時パソコンに使われていたCPUはとても発熱します。このためでしょうか、パソコンの電源を切ってしばらく扇風機に当ててから起動すると調子が戻ります。熱がこもるためでしょうか、ビデオカードのコンデンサがパンクしたことがありました。性能的にも最新のパソコンに劣ります。今年始めに購入したノートパソコンにも劣ります。作った当時保存していたバックアップデータを基に再構築することにしました。再構築に当たって各種データをバックアップしておきました。

     再構築ソフトが起動                    再構築の指定
 

 再構築しても根本的な解決にはならないのですが、溜まりに溜まったゴミからサヨナラできるので、少なくとも性能は当時に戻ります。今の状況は、削除できないソフトが溜まった上に、動作が遅くなり、さらに時々システムダウンします。

    ハードディスクにOS再構築の指定     バックアップされたファイルの指定
 

 もう一度パソコンを作っても良いのですが、費用的にまたは時間的に今のところ無理です。今回の再構築の効果があまりないようであれば、新たにパソコンを作ってみようと思います。作るとすると熱が出ない低消費CPUであるi5-2400sかi3-2100Tを使ってみたいと思っています。

                  第1ハードディスクのOS再構築の開始支持画面


 これまで私が使ってきたCPUは古いところでは、8080,6800,6805などの8ビットCPUです。この当時はパソコンの筺体も自作しました。OSはなくモニターと言っていました。記憶装置はカセットテープでした。そして、準OSであるCP/Mを使っていました。
 その後しばらくして、Celeron600,次にPentium4を使ってパソコンを作りました。そして今回再構築するのはPentium D 930を使ったパソコンです。これまで使ってきたOSは、95,98,ME,そして今回のXPです。1月に購入したノートパソコンは、CPUがi5でOSは7です。家内が使っているパソコンは、私が作ったものVistaを使っています。

         再構築進行中の画面              再構築完了の画面
 

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シンガポールから花束

2011年09月10日 | 家族関連

 8月のことですが、シンガポールに住んでいる娘から花束が届きました。私が仕事から帰ってくると、玄関に花束が置いてありました。何だろうと思っていると、実はシンガポールで仕事をしている娘からの花束でした。以前同様に、家内宛てに誕生祝いの花束が届いたことを思い出しました。

           シンガポールに住んでいる娘から届いた花束


 花の種類はバラとカーネーションでした。花束に一通のメッセージが付いていました。ローマ字でしたが「いつも幸あれ。涼しくなりましたね。体に気をつけてね。また来年家族で旅行に行きましょう。」とのこと。私はこのように花束を贈る習慣がないので、ちょっと気恥ずかしい思いでしたが、いいものです。この5月の家族旅行のように家族でまた旅行ができればと思います。

                   花束に付いていたメッセージ

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稲の乳熟期、田んぼの草刈り(1)

2011年09月09日 | 稲:田植え,草取り

 6月に田植えをした田んぼは今、稲が乳熟期をむかえています。8月のお盆頃に穂が出て花が咲いていましたが、花が散った今は籾内の実が熟しています。乳熟期初期ですので、籾を指でつぶしても乳のような白い澱粉はまだ出てきません。今回、その乳熟期の稲が茂る田んぼの草刈りをしました。

            乳熟期の稲が茂る田んぼ、穂が風で揺れる 


 草刈りを始めたのが午後4時頃でしたので、田んぼ全部を草刈りできませんでした。今回草刈りしたのは,田んぼの中央畦,田んぼの東側畦,そして田んぼの入り口付近です。

     草刈り前の田んぼ中央畦         南側斜面を草刈りした田んぼ中央畦
 

 田んぼの中央畦は一番多く歩く畦です。このため、最初に草刈りしました。この畦は長年の使用によって中央が盛り上がった鞍形になっています。この畦は、往復して草刈りしました。往路で南側の斜面を草刈りした後、ターンして戻る復路で北側の斜面を草刈りして中央畦の草刈りを終えました。

          中央が盛り上がった鞍形をした中央畦、往復して草刈り


 田んぼの中央畦の草刈りを終わると、今度は田んぼの東側の畦を草刈りしました。この畦は、去年箱苗で稲を育苗した苗場と本田の間を仕切る畦です。なお、今年は苗を作らなかったので苗場は雑草が繁茂しています。

  苗場と本田を仕切る、草刈り前東側畦         草刈りを終えた東側畦
 

 中央畦と東側畦の草刈りを終えていったん休憩しました。休憩後、今度は田んぼ入り口付近を草刈りしました。この頃になると空が少しずつ暗くなってきたので、草刈りを切り上げました。今度仕事が休みのときに引き続いて草刈りしようと思います。

              少しずつ空が暗くなってきた、草刈り終了時の田んぼ

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稗(ヒエ)が出穂

2011年09月08日 | 麦,穀類,雑穀

 7月に種継ぎ用として種をまいた稗(ヒエ)に穂が出ていました。葉の間から特徴的な穂がもっこりと顔を出していました。ヒエは食べるまでの加工が大変です。刈り取り>天日干し>脱穀>風選>蒸し>脱禾(籾摺り)>精ヒエの順です。お米と一番違うのは蒸し工程です。ヒエはお米のように禾が取れないので蒸す工程が必要です。

                   葉の間にもっこりと顔を出したヒエの穂


 ただし、蒸すとヒエの色が黒っぽくなります。自宅で消費するには色が悪くてもかまいませんが、販売するためにはヒエ用の脱禾方法をとるようです。ただ、蒸さないで脱禾,精ヒエすると精ヒエ率が下がります。つまり収穫が少なくなります。自家消費するならば、蒸して、販売するならば蒸さないようです。ただし、今は機械も改良されているでしょうから、蒸さなくても精ヒエ率が良くなっていると思います。

           昔、東北地方など寒い地方で栽培されていた稗(ヒエ)

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ニンジン畑の草取り兼間引き作業

2011年09月07日 | 野菜:根菜

 昨日は午後から深夜勤務だったため、ニンジンの間引きを途中で終了してユギ・ファームの仲間と分かれました。その仕事が終わった昼間の空いた時間に、残ったニンジンの間引きをすべて済ませました。このところ台風などで雨が続き、ニンジンの畝には雑草がとても繁茂していました。ニンジンの間に雑草が生えているのではなく、雑草の間にニンジンが生えているのではと錯覚するほどです。

   雑草に囲まれた間引き前のニンジン        草取り兼間引き後のニンジン
 

 雑草がたくさん生えていたため、草取りもしながら平行して間引きしました。台風12号の影響で雨続きの毎日。畑は水分を多く含んでおり、それだけ土には粘り気がありました。このため、雑草を引き抜くと土も一緒に持ち上がります。このため、一緒に持ち上がらないようにニンジンの根元を押さえながら雑草を抜かなければなりません。

    間引き前、混み合ったニンジン        約3cm間隔になるよう間引き
 

 ここはとても肥料分が乏しいため畑です。雑草を取り除き間引きをしたあとに、化成肥料を少し散布しておきました。また、小さなニンジンの葉には小さな害虫がいました。おそらくアゲハチョウの仲間ではないかと思います。農薬は使いたくないので、その害虫を手で摘み取りながら遠くへ放り投げました。

        雑草を取り間引きをしたニンジンの根元に、少量の化成肥料を散布

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ニンジンの間引き、秋冬野菜の作付け計画

2011年09月06日 | 野菜:根菜

 9月4日、久しぶりにユギ・ファームの仲間と一緒に野良仕事をしました。私の仕事がら、土日曜日が休みとなることが少ないためすれ違いに野良仕事をしていました。このため、なかなか一緒に農作業する機会がありませんでした。今回は、ニンジンの間引き作業などを一緒にしました。間引きをしたニンジンは、最初6月下旬に種をまいたニンジンが発芽失敗後、7月中旬に再度種まきしたニンジンです。ニンジンの間引きが終わると、秋冬野菜の種をまいたり苗を植えたりする作付け計画について話をしました。

               ニンジンの間引きをしているユギ・ファームの仲間

 この畑は8年前に農作業しやすいように畝を区画整理しました。この区画化された畝を白板に書いて、みんなで今後の種まきなどの計画を立てました。区画整理しておくと図式化しやすく、その図をみんなで見ながら検討しやすい利点があります。また、連作障害を避ける計画を立てやすいメリットもあります。

        白板に書いた畝区画を見ながら、秋冬野菜の計画をみんなで立案

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四角豆の収穫

2011年09月05日 | 野菜:豆類ほか

 今年も四角豆を収穫しました。日本では栽培がまれのマメ科の野菜です。東南アジアではよく栽培されるようです。5月に種まきして以降、6月頃はあまり育っていなかったためこの豆のことをすっかり忘れていました。久しぶりに畑に行くと、いつの間にか育っており特異な形の豆が成っていました。

                 いつの間にか育っていた四角豆と、そのサヤ


 四角豆の花は薄い青色の大きめです。花が散ると、小さなサヤが顔覗かせます。その後一週間程度で食べられる大きさになります。この豆のさやには、魚のひれのようなものが着いています(これが見た目のおおきな特徴)。サヤを切ると、切断面が角四角形をしているため四角豆と名前がついたようです。

       大きめで薄い赤色の花          花が散ると小さなサヤができる
 

 普通のインゲン豆もそうですが、豆を採取する時期が遅れると硬くなります。この四角豆も同様に、取り遅れると硬くて食べることができません。今回も採取するのが遅れてしまいました。強めに煮ましたがやや固めでした。

                      採取するのが遅れてしまった四角豆

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古いGeneral製トランジスタラジオ 6G630の修理(7)

2011年09月04日 | 古ラジオ修理工房

この古いGeneral製トランジスタラジオ 6G630の修理履歴です。それぞれをクリックしてください。
  修理( 1/11) 修理( 2/11) 修理( 3/11) 修理( 4/11)
  修理( 5/11) 修理( 6/11) 修理( 7/11) 修理( 8/11)
  修理( 9/11) 修理(10/11) 修理(11/11)



 前回、ラジオを収納する革を止めるスナップを水に濡らすことによって直しました。しかし、革の側面が一箇所糸が切れて外れてしまいました。革自体が経年変化で痛んでいるため、思うように直せません。今回はその革の側面を直してみることにしました。革の痛み具合からみると、とても糸を縫うような状態ではありません。やむなく、接着剤を使用してつないでみることにしました。

                                      一箇所直すと、別の箇所の革が破れる


 製造したばかりの革は丈夫です。丈夫なうちは糸で縫って革と革をつなぐことができます。しかし、このラジオのように何十年も経っている革はとてももろくなっています。そんなときは革を新調して新しく縫い直すしか修理の方法がありません。

   繋ぎたい箇所に接着剤をと塗布      張り合わせたい箇所を固定
 

 しかし、革を新調して縫い直す技術を私は持っていません。結局は接着剤を使用して張り合わせることしか私にはできません。時間があれば、革加工の技術を実に付けたいところです。

   9V電源端子(006Pではない)     BL-M106,R006のような電池は絶滅
 

 革はもろくなったとはいえ、接着剤を使用してでも応急的に直すことができます。しかし一番困ったことは、販売していない電池をどう手に入れるかです。このトランジスタラジオに搭載される電池は、BL-M106やBL-R006と呼ばれる今では絶滅している種類です。こんな電池はどこを探してもありません。006Pを無理して繋ぐしかありません。しかし、電池の大きさが合わないため、ラジオの筐体内にうまく収めることができません。今のところ、外部接続端子に9Vを供給して動作させるしかありません。

    特殊な9V電池を使うトランジスタラジオ、電池が合わず普通には使用不可

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古い日立製トランジスタラジオ WH-758の修理(2/2)

2011年09月03日 | 古ラジオ修理工房

 去年の10月に直したはずの日立製のトランジスタラジオがありました。このラジオ、使っているうちに革の側面のつなぎ目の糸がどんどん切れて外れてしまいました。数十年も昔のラジオなので、どうしても革が傷んでしまいます。

                 革と革を結ぶ糸が切れて外れた、ラジオを収める革


 何十年も前の革製品のためとても糸を結べる状態ではありません。糸を通しても革がもろいため破れてしまいそうです。やむなく接着剤を使って接続することにしました。

      接着剤を片側の革に塗布               革と革を接着
 

 使用した接着剤は3時間程度で硬化します。接着剤を付けた後、そのままの形で3時間程度放置しておきました。すると、なんとか固く革と革が繋がりました。糸で結んだわけではないため、今後は丁寧に使う必要があります。

             硬化が完了する3時間程度の間、この形のまま放置


 革と革がなんとか接着されたのを確認後、トランジスタ本体に電池を入れて動作を確認してみました。ラジオ本体は何もしていないので、前と同じようにラジオ放送を正常に受信しました。

                  革を接着した後、電池を入れて動作を確認


 電池は単3を4個使用します。最初、単3電池が四個入るBOXに電池をそっくり入れます。そして、そのBOXをラジオ側の端子につなげて、BOXをラジオを本体に収納します。これで、動作準備完了です。スイッチを入れて、音量を上げるとラジオの音が出てきました。

        BOXに単3電池4個を収納        BOXをラジオ本体に収納
 

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古い松下製トランジスタラジオAT-290の修理(2/2)

2011年09月02日 | 古ラジオ修理工房



 5月、音が小さい松下製トランジスタラジオを修理する前に調査しました。症状からして、検波以降の低周波増幅段で電解コンデンサの容量抜けが予想されました。しかし、数ヶ月ぶりにこのトランジスタラジオを取り出してみると、それほど音が小さくはありませんでした。やや小さい程度で、実用的には十分でした。前回調査した時に電源電圧が低かったなどの理由で音が小さかったのかも知れません。

              目立った故障が無かった松下製トランジスタラジオ


 このラジオの電源は、単3電池4個を使用した6Vです。電池BOXに電池を4個収めてから、ラジオ本体にその電池BOXごと収める形式でした。9V端子を繋いでから収めます。

    最初、電池BOXに単3電池を挿入      電池BOXをラジオの筐体に収納
 

 その電池BOXが無くなっていたので、以前秋葉原に行った時、このラジオのために電池BOXを購入していました。ようやくこのラジオために購入した電池BOXが役立つときがきました。この形式の電池BOXはまだ売られているのですね。

          ラジオの筐体内に収めた電池BOX、ラジオを裏側を見て


 電池を入れた電池BOXをラジオ本体に収めた後、裏蓋を止めてから電源スイッチを入れました。すると、ラジオ放送を受信しました。やや音が小さいのですが、実用上は問題ありません。革が経年変化で古いため見栄えがよくありませんが、何の問題もなく音が出ます。トラッキング調整も必要ないほど放送局を次々に受信します。修理と言うにはおこがましいのですが、電池BOXを新調しただけの修理でした。次にラジオ本体を磨くなどして終わりにしようと思います。

     経年変化で革で古く見栄えがよくありませんが、ラジオはちゃんと受信

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畑の草取りと耕運

2011年09月01日 | 草刈り,整地

 昨日は草刈機で草取りをしましたが、今日は耕運機を使ってロータリー耕運による草取りをしました。そして、秋冬野菜の種まきのための耕運をし、さらに麦の種をまく畑の仮耕運をしました。まずは、昨日草刈りして出た草残渣を箕で運び整理しました。

    昨日草刈りした残渣を整理           里芋の畝間をローリー耕運除草
 

 8月中旬に畝間の除草をしましたが、しばらく除草しないうちにまた雑草が伸びていました。今年の夏は台風などの影響で水分が多いため、例年より雑草の成長が早いように思います。耕運機のロータリーを使って地上面を削るように除草しました。

             耕運機のロータリーで地上面を削るように除草


 畝間の除草を済ませると、今度は秋冬野菜の種をまく畝を作りました。その畝は昨日除草しておきましたので、その草残渣を取り除いた後に耕運機で耕運しました。昨日草取りしたばかりですので、雑草の根は生きています。その根を掘り起こすように耕耘機で耕しました。

     畝間を除草したばかりの畝            秋冬野菜の種をまく畝を耕運
 

 秋冬野菜の畝を作り終えると、今度は11月に麦の種をまく畑の耕運をしました。種をまくのは2ヶ月後のため今回は軽く耕しました。今回軽く耕しておくと、次に耕運するときにより深く耕すことができます。一ヶ月後にもう一度仮耕運した後、本耕運する予定です。

                草刈り後の草残渣が残る麦畑を仮耕運中

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