先日、手紡ぎした双糸を藍染めしました。その藍染めした双糸を編機で編みました。座布団を作るためです。座布団の表側はすでに編んでいるため、今回は裏側を編みました。しかし、編機の操作を途中で誤ってしまいました。1/4位編んでいましたが編み直しました。失敗した毛糸布すべて解きました。編機と言えども操作を間違えると全てやり直しです。むしろ、手編みした方が確実に編めると思います。しかし、私は手編みすることができません。今更ながら、手編みを習得するには月日が足りません。
途中まで編み進んだ毛糸布(藍染めした双糸を使用)
編み直しの原因は、私が双糸の号数を間違えてしまったためです。前回編んだ座布団の表側は細く紡いだ毛糸だったため5号にセットして編みました。ところが、藍染めした双糸は太い毛糸になり同じ5号では窮屈な毛糸布になりました。力もそれだけかかり、うっかり端の編みを飛ばしてしまったのです。こうなると、編機では編み直しできません。次に6号で編みましたが、隙間があいた毛糸布になりました。途中で号数を6号から5.5号に変えました。最初から5.5号にすれば良かったです。
編みを誤って飛ばす 失敗した毛糸布を外す すべて解いた毛糸
さて、座布団にする表側と裏側ができました。両者を縫って合わせて中にふわふわを入れようと思います。そこで、どのようにふわふわを入れようか悩んでいます。4年前、フリーマーケットでお店を出した時に猫柄の座布団を制作しました。中のふわふわに田布施農工高校で飼われている羊の毛をを入れました。ところが、ふわふわの固定の方法が悪かったのか、今はふわふわがぺちゃんこになり、しかも片寄りが出てしまいました。片寄りしない工夫をしたいと思っています。
号数を6号から5,5号に変更して編む やっと出来上がった毛糸布
あまりに暑いので、公園の川遊びに行きました。川の周辺は木々が茂っているため木漏れ日が川面に降り注ぎます。子供が遊べるように水深は10cm位しかありません。流れる水は透明で、小学低学年生未満が川遊びができます。我家のおちびさんは水浴びするよりも、川の石を拾っては積み上げて遊んでいました。私は携帯椅子を持ってきたので、おちびさんの傍にいてひたすら見守りをしました。この公園は、米作り,キャンプ,ハイキングなどができる総合体験施設です。美術館もあります。私の子供が小さい頃、何度か連れて来たことがあります。当時とあまり変わっていませんでした。
木漏れ日が降りそそぐ川面、楽し気に遊ぶ子供達
この公園は総合体験を目的に作られています。子供達の川遊び以外に、仕切られた川向こうにマス釣り場があります。また、公園内に田んぼがあり田植え,稲刈り,脱穀などを体験することができます。広報でその募集広告を読んだことがあります。田んぼに流れ込む小川には水車小屋が設置されています。水車の力を使って小屋内で精米できるようです。
公園に接する山にはハイキングコースが整備されています。また、夕方になるとテントを持ち込むことができます。夜に月や星座を楽しむためです。面白いのは、公園の一角にウサギなどの小動物が飼われており餌をやることができます。
1本棒のシーソーで遊ぶ たくさんの動物シーソー 水に浸かり川遊び
この公園は、動揺「夕焼け小焼け」を作詞した中村雨紅を記念して作られています。公園近くにある宮尾神社が中村雨紅の生家です。生家の神社にとぼとぼ帰りながら見た夕焼けを見て作詞したとのこと。この公園内に、二階建て三角屋根の中村雨紅記念館があります。美術館併設で、わら細工・陶芸・工作などの体験ができます。田布施町にもこのような総合体験施設があるといいと思います。ちなみに、中村雨紅が活動した年月は田布施町の俳人江良碧松とほぼ重なります。
川遊びに夢中のおちびさんを見守る 公園内で収穫した米を精米する水車
40年位前に山間地域の文化に興味をもって、奥多摩,山梨,静岡などの山奥を調査したことがあります。もともと山歩きが好きだったため、山伝いに古老を訪ねて歩きました。すると、昭和初期の苦しい山村生活をお聞きすることができました。例えば、ある古老の一人は奥多摩山中の各家を巡りながらノコギリ,鎌,包丁,石臼などの研ぎ師をしながら生活をしていました。研ぎ師をするかたわら、手紙や買物などの頼まれごとを請け負ったりしていたそうです。中国映画「山の郵便配達」のような生活です。そして、仕事がない時は急斜面の畑で各種雑穀などを作っていました。
インタビュー時にたまたま頂いた雑穀を大事に育てています。しかし、かつて訪ねた古老達のほとんどは鬼籍に入っています。その地域で引き継がれた伝統芸能や稗などの雑穀畑を思い出します。どんどん失われる日本の古い文化に危機感を持ちますが、仕方のないことなのでしょう。田布施町毘沙門堂の杵崎さまの火祭りや別所薬師のお大師講などは絶える寸前です。また、絶えてしまったものに防陽八十八箇所霊場巡礼などがあります。
山梨県棡原(ゆずりはら)村で頂いた雑穀の稗、かつては山村の主要食
私が訪ねた古老の多くは、山中で夫婦だけか一人で住む方でした。そして、昔の生活をこつこつ続けている方が多かったように思います。車が通ることができない尾根道が多くすべてが歩きの生活です。水は谷を流れる川から家に引きます。また、斜面が多いため田んぼはありません。雑穀や麦類、そして芋類を作っている方が多かったように思います。山の斜面を利用した畑です。そのため、土が下に流れ落ちないように、上へ上へと土をかき上げる特殊農法です。そのため、独特な形をした柄が長いクワを使います。
鴨の足のようなシコクビエの穂 実を食べる穂モロコシ
親しくしていただいていた古老の家に泊まったことがあります。あるいは、雑穀などの収穫をお手伝いしたことがあります。その時に、稗,粟,黍などの雑穀などの調理方法を教わったり食べたことがあります。それらの料理はおせじにも美味しくはありませんでした。しかし、何百年も食べて命をつないできたことを考えると粗末にはできませんでした。
ただ、八王子の山奥の恩方に住む古老から聞いた話では、町に近いほど米を食べ、山奥に行くほど雑穀を食べていたそうです。また、山奥の人ほど体からくすんだ臭いがしたそうです。つまり、雑穀を食べる地域ほど貧しく、臭いで仕事や住む場所が分かり差別されがちだったようです。
明治になってから入ってきた雑穀のアマランサス
猛暑が続いていますが、我家の花壇ではヒマワリが威張るように咲いています。ヒマワリは4本ばかり花壇に育っており、一斉に咲かず順番に咲いています。すでに花弁が散ったヒマワリは種がだんだん大きくなっています。8月の終わりに種を採取しようと思います。ちなみに、種をそのままにしていると野鳥がやってきて種を食べてしまいます。その様子を見ていると、口ばしで挟んで摘まみ出すようにして食べています。そのまま放っておくと、種がまだら模様に無くなってしまいます。食べられないように、網をかけとおこうと思います。
猛暑の中、空に向かって咲くヒマワリの花
その他の花では、洋綿が次々に咲いています。洋綿(バルバゼンセ)のため、最初は大きくて白い花が咲きますが、だんだんピン色に変色します。花びらが落ちると綿が詰まっているコットンボールが大きくなります。このコットンボールが割れると綿を収穫することができます。ちなみに和綿は黄色の花が下を向いて咲きます。下を向く理由は、花が雨に濡れないように古来から選抜されてきたからではないかと思います。
洋綿の隣では花オクラの花が咲いています。この花を食べることができるそうですが、調理方法が分からないため食べたことはありません。ちなみに、この根を収穫して紙漉きに使うことができるとか。別の畑で楮を栽培しているため、今年は小さな紙を漉くことができるかも知れません。
咲き始めの洋綿の花 ピンク色の洋綿の花 花オクラの大きな花
前日、ワケギや長ネギを植え付ける畝を作っておきました。その日のうちに植え付け作業できたのですが、猛暑のため熱中症になる恐れがあります。そのため、今日植え付けしました。最初にこの春に収穫したワケギを納屋から持ってきました。そして、植え付けしやすいように皮を剥くなどしました。次に、長ネギを畑から掘り出して株分けしました。その後、前日作った畝の黒マルチに苗を植え付けました。早ければ9月下旬には収穫できると思います。
ワケギと長ネギの苗を丁寧に植え付け
ところで、今の時期は昼間でも蚊が出ます。油断していると首や腕などを刺されます。その対策として蚊取り線香を腰にぶら下げます。みなさんもそうでしょうが、線香の外側に加えて中心にも火を付けます。煙が出る時間は半分になりますが、煙の量は倍になるため心なしか蚊が寄って来ないような気がしています。ちなみに、私は蚊避けのスプレーは使いません。高価でもったいないような気がします。安い蚊取り線香で十分だと思っています。蚊が出ない晩秋に早くならないかなあと思います。
中心も点火、蚊取り線香 春に収穫したワケギ 皮を少し剥いたワケギ
長ネギは畑から株を掘り出して、株分けして苗として植えました。しかし猛暑で茎がだいぶ細くなっていました。数的に足りなさそうなので、園芸店で長ネギの苗を購入して植えようと思います。あと、やぐらネギが畑に残っているため植え替えようと思います。
保管していたワケギの皮剥き加工 畑から掘り出した長ネギの苗
ところで、この猛暑では長い時間畑にいることができません。せいぜい1時間でしょうか。1時間野良仕事をして、1時間クーラーのある部屋で休んで、また野外に出て野良仕事の繰り返しです。これから、白菜やキャベツなどの種まき、タマネギの苗の育苗作業、秋ジャガイモの植え付けなどの季節がやってきます。早めに畑の準備だけはしておこうと思います。
秋ジャガイモの種芋を植える畝を作るための草刈り
お盆が近くなり、季節の上では秋が近づいてきました。そこで、秋野菜の種まきや植え付けの準備を始めることにしました。まだまだ猛暑なので朝夕に畑を耕しました。まず初めに、しばらく放置していたたため生え放題だった雑草を草刈機で刈り取りしました。その後、耕運機を入れて丁寧に耕しました。草の根が残っているため、数日かけて耕しました。炎天下の畑でしたので、そのうち雑草はひからびました。その場所にワケギやネギを植える畝を作りました。
春に剥がした黒マルチを再利用し、ワケギやネギ用の畝を作る
一昨年のことです。作業中に頭が少し痛くなりました。そのため、木陰で休んでいると今度は吐き気がしてきました。この時、熱中症だとはっきり自覚しました。それ以降、朝夕に作業したり、一時間程度で作業を切り上げたり、補水の頻度を増やしたりなど工夫しています。そのおかげか今のところ熱中症の兆候はありません。
耕運機で畝を耕す レーキで畝を整形 黒マルチの裾を固定
畝は春に剥がした黒マルチを再利用しました。土で汚れていますが、雨が降れば綺麗になると思います。黒マルチの裾は風などで剥がれないようにピンで固定しました。今回耕した畝の隣も順次、草刈りして畝を作って黒マルチをしようと思います。今準備しておかないと秋になってからでは遅いのです。
背が伸びた雑草だらけの畑 秋の種まき用に刈り取り
暑い夏が今年も続きそうです。ところが、暑がっているのは大人だけのようで、我家のおちびさん達は暑がっている様子が見えません。大人は過去の気温と比べる事ができるためか、どう暑いか比較することができます。私など、子供の頃は暑くても気温は31度止まりだったように記憶しています。そのため、ここ数年の異常な猛暑が以前とどう違うか分かります。
しかし、この猛暑しか知らない我家のおちびさん達は毎日全速力で遊んでいるように見えます。毎日が楽しくてたまらないようです。昼間は、外に設置したビニールプールで1時間以上はしゃいでいます。昼寝をして起きると、今度は公園に行って遊んだり、夜は夜で花火に目を輝かせているのです。
暑い日差しの中、ビニールプールではしゃぐ
子供は何にでも興味を持つようです。田布施で捕まえたカブトムシを子供達に見せました。最初は怖がっていましたが、私がカブトムシを手に持ったりして扱い方の手本を見せました。すると、おっかなびっくり、恐る恐る触っていました。今の子供達は虫を捕まえたり飼ったりする体験が少ないようです。今後、いろんな虫の扱い方や飼い方を教えようと思います。
女の子はおめかし カブトムシを触る 甥や姪達がやって来る
夕方に甥や姪達がやってきました。普段人が少ない我家は大賑わいです。夕食を一緒にとると、みんな外に出て花火を楽しみました。近くのお店で買ってきた花火を手に持つて火を付けました。そして、パチパチ音をたてながら出る火花を鑑賞しました。
ビニールプール,虫取り,そして花火など、真夏でしか楽しめない遊びを堪能しました。ところで、子供達は元気いっぱいですが、子供達のお世話をした古希の私は疲れはてました。動き回る子供とその甲高い声、それが苦手なお年寄りの気持ちが少し分かりました。
パチパチ音をたてる花火を楽しんでいる子供達
コロナ惨禍で中止が続いていた山口県少年少女発明クラブ交流会が4年ぶりに開催されました。コロナが収まっていない中、様々な制約がありました。いわゆるソーシャルディスタンスとして、一つのテーブルに一人だけ座っての工作でした。以前の交流会は、その言葉のとおり一つのテーブルに四人位の子供達が向かい合って座りました。違う地区の小学生が座り、お互いに自己紹介後に工作や実験をしました。来年こそコロナが収まり、交流会にふさわしい会場になればいいなと思います。
一つのテーブルに一人が座り、工作をする子供達
会場は山口市小郡のKDDI維新ホールでした。このホールは去年完成して、今年オープンしたそうです。そのため、真新しい壁や天井や絨毯でした。以前は電車やバスで行ったこともありましたが、今回は貸し切りバスで会場に向かいました。小郡なので田布施から高速道路を使って1時間弱で到着しました。到着すると、とある会議室に案内されました。その会議室で昼食をとりました。そして、13時にホール入口に設けられた受付で手続きをすませ、13:30からホール内で工作の開始となりました。
会場に到着しバスを下車 田布施の仲間達を紹介 いよいよ工作の開始
以前の交流会は午前工作・午後科学実験でしたが、今回はコロナ惨禍を考慮して午後の工作だけでした。題目はペットボトルなどの日用品を加工して、空中をとぶ羽(コップを加工)の発射装置を作りました。いわば竹トンボを発射するような装置です。使用する工具は、ハサミ、キリ、ペンチなどです。変わった道具として裁縫に使う糸通しも使いました。ほぼ全員が完成してホール内で羽を飛ばしていました。どの子供も目を輝かせて工作に奮闘していました。私も少しですが工作の支援をしました。
集中して工作する子供達 キリを使いペットボトルに穴あけ
コロナの第7波が猛威をふるっています。そのため、各地で行事が中止になったり縮小されています。残念ながら地域の夏祭りも中止になりました。そのため、盆踊りや小学生以上が参加する子供神輿も中止になりました。
しかし、幼児神輿だけは密にならないようにして開催されることになりました。そのため、我家のおちびさんが1人参加できることになりました。幼児なので、地域の道を長々と回りません。神輿を引きながら広場を回るだけです。地域の方々に見守られながらの楽しい幼児神輿でした。
密にならないように1m以上離れて、幼児神輿の紐を引く
我家のおちびさんは初めての神輿です。広場の受付に行って名前を言い、名簿にチェックを入れました。すると、名前が書かれたジュースが渡されました。神輿が始まるまで少し時間があったため、初めての神輿を見たり触ったりしました。以前一基しかなかった神輿は二基に増えていました。当時と比べて参加する子供が少ないのではと思っていました。しかし、どこからともなく子供がたくさん集まりました。この地域は高齢者と若い世代がうまく交代しているように思えました。
幼児神輿会場に向かう 受付で参加確認 初めて見るお神輿
ところで私の子供達が小さい頃、自治会の役員(イベントを主に担当)をしたことがあります。その時、夏祭りや神輿の企画を立てたことを思い出しました。盆踊りで使う自治会専用の金券を発行したり、警察や消防署に事前連絡をしたりしました。また、近くの養護施設のお年寄りを招待したり、踊りの師匠を招いて踊りの練習の日取りを決めたり、太鼓の団体にお願いしたり、仮設トイレの設置など、いろいろ忙しかったことを覚えています。
初めてなのか、紐を持つことをためらう幼児も散見
密にならないように紐を引くため、幼児全員が一度にお神輿を引くことができません。三回に分けて引きました。幼児達の外側に保護者が立ち、幼児達に付き従うように一緒に歩きました。私もおちびさんの隣に付いて歩きました。神輿を引き終わると、参加した幼児全員にもれなく景品が渡されました。その後、景品を持って我家に帰りました。
幼児神輿の紐に並ぶ幼児達 神輿を引いた幼児に景品
やれやれ、最初は息子夫婦や娘夫婦との久しぶりの会食のつもりでした。ところが途中で雰囲気が変わり、私の古希祝いになりました。どこで見つけたのか、古希祝いのちゃんちゃんこを着せられるはめになりました。お祝いのスイーツは、私がみんなに切り分けました。
近くのテーブルに他のお客さんがいるので、恥ずかしいのなんのって。古希のお祝いをしてもらったとのお話を同級生から聞きましたが、まさか自分がドッキリの対象になるなんて思いもしませんでした。息子の提案だそうです。
会食中、私が真ん中に座った意味が後で分かる
いつもは隅っこに座るのに、今回は何故だか皆を前に座りました。古希のお祝いのための座席だと後で分かりました。息子はイベント好きなので、これまで、婚約式,結婚式,安産祈願,お宮参り,お食い初め,端午の節句,一升餅の儀式などを企画しました。今後は七五三などのイベントを企画することでしょう。ところで、古希のちゃんちゃんこ、和服と同じように代々引き継がれると良いと思いました。
会食した会場 ちゃんちゃんこを着るとは お祝いのスイーツ
花壇ではたくさんのトゥルーシー(ハーブ)の花が咲いています。ハーブのため花や葉の近くに行くと、ほのかな匂いが漂います。クールミントのような強い匂いではなく優しい匂いです。このトゥルーシーの花には蜜蜂位の蜂ブルービーがやってきますが、今年まだ見かけません。ブルービーの名のとおり体全体が青い蜂です。花の間をせわしなく飛びます。
ブルービーが訪れるトゥルーシー(ハーブ)の花
今年はトゥルーシーの栽培方法を間違えました。去年は苗を育ててから花壇に植えました。そのため、雑草に負けず大きく育ちました。しかし、今年は種まきして栽培したため、雑草に負けてばかりです。肥料分を雑草に取られるのか背も低いままです。来年は去年と同じように、苗を育ててから花壇に植えたいと思います。
オドリコソウに似た花びら 今年は背が低いトゥルーシー
真夏の花であるアメリカフヨウが、元気よく大きな花を咲かせています。我家で一番大きな花ではないかと思います。宿根植物のため同じ場所で毎年花が咲きます。ただし、気を付けないと害虫にすぐに葉を食べられたり葉を巻かれます。特に「葉巻き虫」に食害されることが多いです。また、まだら模様のカミキリムシにも入られます。そのため、株分けして増やしたいのですがなかなかできません。
今年も巨大な花を咲かせ始めたアメリカフヨウ
アメリカフヨウは花が大きいためか、茎や葉が伸びず大きく茂りません。栄養を花に取られて大きくなれないのでしょうか。それとも、害虫にやられて背が伸びないのかもしれません。もう少し周りの雑草を刈り取って、しっかり肥料を与えれば大きくなり株も増えるのかも知れません。
二つ咲いた大きな花 別の場所では二つのつぼみ
3年前に晩生の渋柿の苗を植えました。その渋柿、今年収穫できそうです。花が咲いた後に2/3位の実が落ちましたが、残った1/3はだんだん大きくなっていましす。このまま落果しなければ、今年初めて渋柿を収穫することができて、干柿にすることができます。ちなみに、10月に収穫する渋柿が元々ありますが、温暖化の影響でしょうか干柿にするとカビが生えてしまいます。暖かい田布施町は、収穫時期が遅い晩生の渋柿でないと干柿にできません。
今年初めて収穫することができそうな晩生渋柿
渋柿の食べ方は大きく分けて二つあります。一つは、私が大好きな干し柿にする方法です。もう一つは熟し柿にする方法です。前者にはさらに二つの干柿にする方法があり、一つは吊るし柿と竹串柿です。私は吊るし柿を作っています。熟し柿にする方法は壺に渋柿を入れてお酒を入れて渋柿をトロトロにします。田布施町ではこのようにトロトロになった渋柿を「ずくし」と言って、好んで食べる方が少なくありません。地方によって、渋柿の食べ方にいろいろと違いがあります。
今年3年目の晩生渋柿 左の黒い柿は落果する渋柿
温帯ではサトウキビはなかなか育ちません。熱帯に近い季節である7,8月は元気に育ちます。そして、秋になると成長が止まり12月霜が降りるようになると枯れてしまいます。ですが、10月に茎を収穫してかじると甘い汁を楽しむことができます。
我家には同じく熱帯でないと育たないバナナがあります。同じように7,8月には大きな葉が茂ります。そして、8月には花が咲きます。しかし、バナナの実が大きくなり始めた頃に秋になります。すると、実は大きくならないまま枯れてしまうのです。根は越冬します。温室内で育てれば実が大きくなるのではないかと思います。ビニール温室で育ててみようかと思いましたが、温室の費用が莫大なため止めました。
だいぶ背が伸びてきたサトウキビ
毎年穂が赤いアマランサスを栽培しています。品種によって花,種,葉の色などに違いがあります。今私が栽培しているのは、葉の色が赤紫で、花が赤く、そして種の色は黒です。種の大きさは粟粒位の小ささです。鶏頭の種によく似ています。毎年のように栽培していますが、食べるほどには採種していません。
たわわに咲いたアマランサスの花
一度収穫して食べてみたことがあります。種をフライパンで炒って汁に入れて食べました。面白いことに小さな実がポップコーンのようにはぜます。そのはぜた実を汁に入れて食べました。美味しいとも、美味しくないとも言える味でした。ちゃんと栽培すれば、団子にできるほどの量を収穫できます。
アマランサスの小さな花 鶏頭に似ている黒い種