東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

わら細工民具 ほぼろ版ポシェット1の試作(2/3)

2023年07月16日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 ポシェットの形になるように編み台に乗せて円柱状に編みます。編み台でポシェットを編むのは初めてです。ほぼろは縁から底に向かって編みますが、今回試作するポシェットは底から縁に向かって編みます。難しいのは。編み台上でポシェットの底の形に合わせながら編み進むことです。3~4個作れば慣れると思います。

         底の形に合わせながら、編み台上で編み進める


  編み台でポシェットの側面を編むのですが、一番困ったのは底の形に合わせて回すことです。ほぼろの場合は回す必要はありませんでした。底を作ってから側面を編むのは格段に難しくなります。手で編んでも良いのかも知れません。ただ、綺麗に直線に編むのなら編み台が良いと思います。とにかく数個作って編み方のこつを掴もうと思います。

 編み台上で、底の形に回して編む       編み進みながら底を整える
 

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棘が痛い、紅花の枯れた花を収穫

2023年07月15日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 先月開花していた紅花の種を収穫しました。このところの長雨で穂発芽しているのではないかと心配していました。しかし、それは杞憂でした。ただ、採種が遅れたため鳩などが食い荒らしたようです。地面に種やがくが散乱していました。そこで、食い荒らされていない紅花の枯れた花を採種しました。ただ、茎などに鋭い棘があり、刺さると痛いです。そのため、手で掴むことが困難です。軍手も役に立たないほどの鋭い棘です。

     ドライフラワーみたいな紅花の枯れた花、茎などに鋭い棘


 枯れた紅花の花はドライフラワーみたいです。念のため手のひらで崩してみました。すると、ぼろぼろとヒマワリに似た種が出てきました。なお、ヒマワリの種は茶色か黒色ですが紅花は白いです。鳩はこの種が大好きです。以前郷土館で保護した伝書鳩に食べさせて元気にさせたことがあります。油分が多いためマーガリンの原料にもなっているそうです。

ハサミで枯れた花を切る   種があることを確認    収穫した種を含む花
  

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わら細工民具 ほぼろ版ポシェット1の試作(1/3)

2023年07月14日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 ほぼろ版猫ちぐらを作り終えたため、次にほぼろ版ポシェットを試作することにしました。ほぼろ版らしく編み台(馬)を使ってポシェットを作ります。今回はポシェットの底から編み始めることにしました。筵を編む方法を使って底を編みました。いわゆる筵編み(ござ編みとも)です。網代編みなどでも良いかも知れません。

            わらを互い違いに組んで筵編みに


 私が子供の頃、祖母の手伝いで筵編み機を使ったことがあります。編む前に経糸がたくさん張ります。その経糸の間にわらを梳き込むのです。通常の織りとほとんど同じです。
 だいたいの形のポシェットの底ができあがると、いよいよ編み台と駒を使ってポシェットらしく編み進みます。

  わらを交互に筵編み   底の形ができあがる   新考案の片袖編み台
  

 底から立ち上げるように編むためには、今までの編み台は使えません。そこで、私が考案した片袖式編み台と駒を使ってポシェットを編み進めました。底の形に沿ってぐるりと楕円形に編みます。これで何とかポシェットの形が出来上がりました。

    片袖式編み台で編み進む       ポシェットの形が出来上がる
 

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少年少女発明クラブ 発明工夫展用の工作を製作

2023年07月13日 | 子供の育成関連

 4月に始まった少年少女発明クラブ、4ヶ月目に入り発明工夫展に出す工作がだんだん出来上がってきましまた。予定どおり8月末には完成できそうです。
 ところで、コロナで中止が続いていたチャレンジ創造コンテストが今年度再開されました。本クラブでは2名の児童がチャレンジ希望でした。二人とも四年生であり全国大会に出場するのは厳しいものがあると思います。彼らが6年生になった時を見据えて、今年度は体験・練習するのが良いのではと指導員と思案しています。ちなみに、本クラブは4年前に全国大会に出場したことがあります。

        工作をどんどん仕上げている子供達、そして指導員


 最近の子供の工作に関わる環境を見ていて思います。私が子供の頃、サラリーマンは少なく、ほとんどが農家でした。そのため、家にはいろんな道具がありました。ちなみに我家は最初に桃農家、次に酪農を経営していました。祖父は大工でした。そのため、いろんな大工道具がありました。そして、小学生高学年生の頃には一通り使いこなすことができました。
 今はサラリーマがほとんどだと思います。そのため、家に道具が無い家が多いのではないでしょうか。当然、子供達も道具を使う経験が少なくなります。結果として道具の使い方が上手ではありません。これも時代なのでしょうね。

  板にドリルで穴あけ    板と板を接着     金槌で釘を打つ
  

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三束のわらを同時に撚って縄を綯う

2023年07月12日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 三束のわらを撚って縄を綯うには二種類の方法があります。一つは、二束を撚って綯い、それにもう一束のわらを撚って重ねる方法です。この方法で綯う方がとても多いようです。この方法では長い縄を綯えにくいです。注連縄などの短い縄を綯う時に使います。しかし、私は三束を同時に撚る方法で縄を綯っています。この方法を使うと長い縄を綯えます。

          3束のわらを同時に指で挟んで撚り縄を綯う


 ほぼろを作るさい、手提げ用や肩掛け用の縄を取り付けます。大きなほぼろだと長い縄が必要です。これらの縄として、三束のわらを同時に撚って綯っています。ほぼろを作る際、縄を自分で綯ってみたい方にこの方法を教えようかと思っています。ちなみに各束をZ字撚りし、各束をまとめてS字撚りして綯います。なお、この方法による注連縄作りを毎年皆さんにも教えています。

  わら束の根元を縛る    わらを三束に分ける    各束を同時に撚る
  

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雨で中止、平生町山田~柳井市伊保荘の史跡巡りウォーキング下見(2/2)

2023年07月11日 | 歴史探訪他ウォーキング

 早乙女塚に別れを告げて山田に向けて歩きました。途中、道傍に納屋がありました。その納屋の中に、ほぼろが吊ってあるのを見つけました。今、ほぼろを使っている人はほとんどいません。そのため、吊ってあるのを見つけると嬉しくなりました。作り手がおらず修理する人もいないこの時世、よく保存しながら使っているものだと感心しました。納屋を過ぎると、石柱や道路改修記念碑などがありました。

       雨が強くなったため、昼休憩兼雨宿りをした山田公会堂


 しばらく歩いていると、万霊塔への案内矢印がありました。せっかくなので、その万霊塔を見てみたいと思いました。矢印の方向に行って探しましたが、道が分からなくなりました。丘の上に続く草深い脇道がありました。今思えばその道を行けばどうにか行けたのではないかと思います。

納屋に吊ってあったほぼろ   何かを祀る石柱      道路改修記念碑
  

 その後、山田に向かって1km位歩いたでしょうか。ところが、山田に近づくにつれて雨が強くなってきました。山田公会堂に着いた頃には、雨がザーザーでした。公会堂の軒下で雨宿りすることにしました。
 天気予報によると、さらに雨が強くなるとのこと。そのため、今回の下見ウォーキングは山田までとしました。そして、7月の史跡巡りウォーキングは中止としました。続けて下見ができなかったため、やむを得ません。

     雨の中、山田のお地蔵様     宇佐木公民館と宇佐木保育園跡
 

 山田公会堂の軒下での昼食休憩が終わると、スタートした平生に戻ることにしました。同じ道を通るのではなく、国道188号線沿いの歩道を歩いて戻ることにしました。ところが、幸運なことに宇佐木バス停に着いた時、ちょうど柳井からのバスが後ろに見えました。これ幸いとバスになりました。西浜バス停で降りてスタートした平生MaxValueに帰り着きました。雨の中で濡れながらの下見、お疲れさまでした。

    平生町山田~伊保庄史跡巡りウォーキング下見で歩いたコース

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イヌビワの皮を剥ぐ

2023年07月10日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 先日クルミの皮を剥いで収穫しましたが、今回はイヌビワの皮を剥いで収穫しました。クルミの皮は厚いので剥がす時に力がいります。しかし、イヌビワはそれほど力が必要ありません。クルミと比べて皮の厚さが薄いのが特徴で、あまり皮細工に使われていないようです。そのため、ほぼろなどの模様付けに使えないか、などと考えながら皮を剥ぎました。
 ちなみにイヌビワは野生種のイチジクのようです。小さなイチジクに似た実ができます。食用にできるそうですが美味しくないとか。

    筋状にナイフで切れ目を入れ、その切れ目に指をいれで皮を剥ぐ


 イヌビワの枝の皮をクルリと剥き終わると、裏返して紐で結びました。そして、軒下などにぶら下げて天日乾燥中です。ただ、今は長雨のシーズンなのでカビが生えてこないか心配です。秋になったら皮細工にでも使ってみようと思っています。

  服を脱ぐように剥く     剥けた皮一枚     裏返しして天日乾燥
  

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藍の苗を追加で移植、緑綿は順調に生育

2023年07月09日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 先月藍の苗を植え付けましまた。その畝の延長上に、別に育てていた藍の苗を植え付けました。藍は草木染めで一番多く使います。特に、秋の初めにたくさんの葉を収穫します。そして、その場で乾燥します。一度乾燥すると、一年中、その乾燥葉を使って藍染めできて重宝します。

          追加で植え付けた藍の苗(1株に2本の苗)


 藍染めで、ほぼろに使う紐を染めています。それは、学ぶ方に紐の編み方や組み方を見えやすいようにするためです。藍染め以外の草木染めは、温度、染料の量、還元剤などの量などがなかなか難しいのです。しかし、藍染めはたくさん経験しているためもありますが、私にとっては楽に染めることができます。
 ところで、藍の葉を植え付けた近くに緑綿の苗を植え付けていました。その苗は順調に育っていました。量は少なくても今年も緑綿を収穫できそうです。なお、茶綿は栽培するのを止めました。白い綿をタマネギなどで容易に茶色に染めることができるからです。

  新たに藍を植え付け    同じ畝に植え付け     根付いた緑綿
  

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雨で中止、平生町山田~柳井市伊保庄の史跡巡りウォーキング下見(1/2)

2023年07月08日 | 歴史探訪他ウォーキング

 7月の史跡巡りウォーキングは、平生町のMaxValueをスタートして、山田を経て山越えをして伊保庄の小田に下る予定でした。その後、史跡を訪ねながら土穂石川沿いに周東病院に向かいます。そして、バスに乗って出発した平生町のMaxValueに戻る予定でした。一番心配したのは、山田~伊保庄間の山道です。最近は通る人が少ないため道が草木で覆われているのではないかとのこと。そのため、その草木を刈り払うためのカマを持って行きました。

       いつもより濁って早く流れる大内川、向こう側は天池


 スタートしてからしばらくして大内川沿いの道を歩きました。ここ数日の雨で大内川は水量が多く濁っていました。川底に生える葦などの草が大水でなぎ倒されていました。その大内川を上流に向かってどんどん歩きました。ところが、歩いているとポツリポツリと雨が降ってきました。

  天池と二階川の案内     大内川の水量計    川沿い道のお地蔵様
  

 傘を差しながらさらに上流に向かっていると知っている畳屋さんがありました。ちょうど、平生地方史研究会の方々がおられました。少しの間歓談後、早乙女塚を見学しました。ここの早乙女塚は由来がきっちり説明された板がありました。三年前に設置したそうです。

     大内川沿いのお地蔵様        早乙女塚と見学のための道
 

  ところで、畳屋さんの前には荒れた田んぼが広がっていました。その田んぼにたくさんのガマが生えていました。ガマの茎は細工に仕えます。後日そのガマの茎を取らせていただくことを了解いただきました。夏の終わりにでもガマの茎をいただきに来ようと思います。

    平生町山田~伊保庄史跡巡りウォーキング下見で歩いたコース

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陸稲が育つもののヒエに負ける

2023年07月07日 | 稲:春作業,苗作り

 わら細工用に陸稲の種まきをしました。その後、小麦の方ばかりに気をとられてしまい陸稲のことを忘れていました。久しぶりに陸稲の畑に行きました。予想はしていましたが陸稲はヒエに乗っ取られていました。人間に都合よく改良した植物は、野生の植物に対して圧倒的に弱いですね。
 ヒエは背が高く育ってすでに穂が出ていました。陸稲の方は葉色が薄くヒエの背の半分です。わら細工用の収穫は無理のようです。来年用の種が取れれば「良し」の状態でした。

           ヒエに乗っ取られた陸稲の畑


 8年位前まで毎年のように陸稲を栽培していた頃、こまめに畑に行ってはヒエなどの雑草を抜いていました。肥料も撒いていました。そこまでしてようやく収穫が確保できていました。土を耕運したり堆肥を作ることも大事ですが、今も昔も雑草対策に多くの労働時間がかかるように思います。

   ヒエはもう穂が出ている        陸稲がかろうじて育つも
 

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20年以上我家に尽くした車にお別れ

2023年07月06日 | 家族関連

 我家にある古い車は、元々は亡き父親が使っていたものです。我家に来てから20年以上経ちました。車をよく見れば、凹みは無いもののあちこちに擦り傷があります。その傷のほとんどは我家に生える木々を擦った時のものです。エンジンは快調なのですが、ついにお別れとになりました。
 これまで大きな事故も無く感謝です。お別れの前日、周防大島を一周するお別れドライブをしました。家に帰ると、屋根やボンネットを撫でてやりました。

        左は20年間我家に尽くしたベルタ、右は新しい車


 新しくやって来た車、新車らしくボタンがたくさんあります。補助ブレーキが左手側ではなく足元にあります。驚きなのはキーです。差込口がなくボタンなのです。ハイブリットのためか、停車していると「充電中」と表示されることがあります。・・・・などなど、覚えないといけないことがたくさんあります。しばらくの間は、マニュアルを読んで覚えようと思います。初乗り(柳井~麻郷)は豪雨の中で、かつ人を初乗せしたのでとても緊張しました。
 ちなみに私の車歴は、シビック、ジムニー、レガシー、スイフト、ベルタです。今後はそれにソリオが加わります。他にバイク(250cc以下)もたくさん乗っています。一種の大型車(トラックやバス)の免許も持っていますが所有はしていません。普通車でありませんが農民車やトラクターも運転します。

  お別れドライブ中     お別れの運転席     荷物を入れた背中
  

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今年も美味しい桃を収穫

2023年07月05日 | 樹木,果樹

 真っ赤で美味しいスモモを収穫し終わったら、今度は桃の収穫です。桃の樹をよく観察すると、袋掛けを忘れた実は腐るか虫が穴を開けていました。やっぱり袋掛けが大切なことが分かります。
 桃の実が熟しているかは次のような方法で確かめます。一つは色です。袋の中が薄く赤ければOKです。続いて匂いです。甘い桃の匂いが漂っていればOKです。最後に袋の上から触って微かに柔らかければ収穫OKのサインです。

         収穫した2個の桃、色も匂いも柔らかさもGood!


 甘い匂いに誘われるのかいろんな虫が飛び回っています。私が子供の頃には袋を破ってカブトムシが入っていることが少なくありませんでした。私にとってカブトムシは憎き害虫だったのです。今でもカブトムシが我家に飛び込んできますが、そんな時、忙しかった桃の収穫を思い出します。昔、我家は桃農家でした。

  熟を確認した実     そっと袋を外す    色良く美味しそうな桃
  

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柳井市大畠神西地区の史跡巡りウォーキング(3/3)

2023年07月04日 | 歴史探訪他ウォーキング

  滝川沿いの道をどんどん河口に向かって下りました。大畠保育園,消防署,またレンコン栽培田などを見ながらどんどん歩きました。正八幡宮に近づいた頃、レンコン栽培田が騒がしいことに気が付きました。親鴨が幼鴨を引き連れて行進しているのです。雌が子供達を引き連れ、雄は我々に警戒の鳴き声を上げているようです。よく見ると、幼鴨数匹が田の畔を登れないのも拍車をかけているようでした。

         静かな正八幡宮に到着、鳥居を通り厳かに参拝


 鴨親子をのんびり見ていると、もう一組の親子鴨がいることに気が付きました。しばらく観察していると、彼らは草の中に姿が消えていきました。それを確認したのか雄鴨もレンコン栽培田を去りました。鴨達がいなくなったレンコン栽培田を過ぎて、近くに鎮座する正八幡宮を参拝しました。

鴨がいたレンコン栽培田    宮山大師堂の地蔵様   滝川沿い安置の地蔵様
  

 正八幡宮を参拝し終わると、宮山大師堂を訪れました。中にはお地蔵様が安置されていました。室内は綺麗に管理されているため、今でも地域の方々に信仰されているのでしょう。続いて滝川傍に安置されている小さなお地蔵様に行きました。何の由来で川傍に安置されているのでしょうか。地元の方がおられなかったため聞くことができませんでした。

誰もいない神西小学校跡地      大島大橋下を通ってJR大畠駅に
 

 滝川に別れを告げると国道188号線に出ました。しばらく歩いて、国道下の隧道を通って砂浜の海岸に出ました。下見時に観光列車MIZUKAZEを見た場所です。再び国道に戻ると神西小学校跡地に行きました。今は会社の建物になっており立ち入り禁止でした。門から校舎跡を眺めるしかありません。その後、大島大橋の下をくぐるように歩き、JR大畠駅に向かいました。参加された方々、お疲れ様でした。

     柳井市大畠の神西地区の史跡巡りウォーキングコース

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穂発芽を避けるため、オートミールを刈り取り

2023年07月03日 | 麦,穀類,雑穀

 米や麦などの穀物は収穫する前に長雨に当たることがあります。そんな時、脱穀する前に穂の中で発芽することがあるのです。まさに今は長雨です。穂発芽するリスクがあるオートミールを緊急に刈り取りしました。
 オートミールの種継ぎのために1株だけ毎年栽培しています。1株の穂が穂発芽するとこれまで種継ぎしてきたことがパーになります。穂を手に取るとまだ発芽していませんでした。間に合いました。鎌ですべての穂を刈り取りました。

       雨に濡れた穂を手に取ると、まだ穂発芽していない


 刈り取った穂は扇風機で強制的に乾燥しています。自然乾燥では、穂の乾きが遅れて発芽する恐れがあるのです。今までいろいろな穀物を栽培しましたが、長雨になると穂発芽の恐れが頭をよぎります。幸いなことに小麦は刈り取って脱穀したため間に合いました。梅雨や秋の長雨のある日本では、雨が来る前に早めに収穫を済ませておく必要があります。

  防鳥網に囲まれた穂   刈り取った1株の穂   扇風機で強制乾燥中
  

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クルミの皮を剥いで収穫

2023年07月02日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 今の時期はクルミの皮を素手で剥がすことができます。それ以外の季節だと熱湯にさらす手間がかかります。雨が続いて草刈りなどの野良仕事ができません。そこで、クルミの枝を伐採して皮を収穫することしました。収穫した皮は乾燥し、後日皮細工などに使います。

       切れ目に指を強く差し込んで、じわっと皮を剥がす


 我家には2本のクルミの樹があります。この樹は、以前住んでいた八王子市の浅川に生えていた自然のクルミです。そのクルミの実を田布施に植えて育てました。今で5m以上の大木に育っています。皮を収穫するため、枝をノコギリで切り離しました。

  切り離したクルミの枝  枝に小刀で筋を入れる   枝の縦筋に切れ目
  

 枝の縦方向に小刀で強く筋を引きます。その筋の間を割るように指を刺し込みます。指が痛くなりますがふんばりどころです。指を差し込むことができればあとは楽勝です。ぐりぐりと皮を剥がすように、さらに指を皮の下に滑り込ませます。こうして服を脱がすように枝の皮を外します。外した皮は裏返して束ね糸で結びます。乾燥後、水で戻せばいつでも皮細工に使えます。

    枝からクルリと皮を外す       収穫した皮を束ねて乾燥
 

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