すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

時々、締め直すべきこと

2008年02月06日 | 雑記帳
 先週末、通勤時に聴いているラジオ番組のインタビューに耳がとまった。
 小型ロケットを開発している方だったと思う。子どもたちの夢が実現できるようにしたいと熱く語った。
 彼は、大人の役目を次のような言葉で締めくくった。

 信じるに値する未来を演じてでも


 諏訪中央病院の鎌田實氏は、自らの体験をもとにこう語っている。

 人間の中の獣を暴れさせないために、感動するような音楽や小説、素晴らしい絵があり、いい家族が必要なのではないか。

 子どもの前で未来の世の中を嘆いたり、人間の醜さをことさらに強調したりすることが、自分でも時々あるように思う。
 それらは確かに一つの断面であるが、そんなことはテレビでも何でも十分にやってくれるだろう。

 わかっていることだが、時々締め直さなければいけないことがある。
 
 子どもに、明るい未来を。
 素晴らしい物事との出会いを。
 そして、語らいを。