すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

責めるとは、もとめること

2008年02月14日 | 教育ノート
 この字と組み合わせたときの「禾」と「糸」の違いには納得だった。
 「積」も「績」も使われる頻度が高い。そして結局何かを求めたいときに使われていることに気づく。

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 責は「朿(シ)」と「貝」の組み合わせです。
 貝はお金、財物という意味で、朿は「先のとがったもの、とげ」を表しています。
 もともとは税として納める財物の上に朿を目印としてつけた形のようです。また、お金のことでちくちく刺すように責めたてるという意味もありました。

 税として納める財物が、農作物ならば「積」といい、織物ならば「績」という決め方があり、なるほどと思いました。
 この二つの字は学校でもよく使われます。
 勉強はこつこつと農業のように積み上げることが大切ですし、また成績は学習という布を織り上げた結果を表しているようにも思います。

 二つの「セキ」が充実するように、私たち大人の責任は重いものがあります。
(2/14)
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