すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

ああ,降ってきたと思う

2012年11月21日 | 雑記帳
 ここ数日、天気予報では雪マークが多かったが、いつもの年のように、目覚めたら真っ白!という感じは今までなかった。

 今朝もそうだったのだが、朝の支度を整えているうちに少しずつ降り出した。少し湿気の強い雪である。
 通勤の車はさすがに気を遣っていることがわかる運転であり、途中にある峠のトンネル前の温度計が、今シーズン初の「0℃」を示していた。

 学校に着き、さっそく街頭指導に向かおうとすると、歩道も一面白い。まだ一つの足跡もない。
ふんわり、さっくりした新雪とまではいかないが、それでもほんの少しの緊張感を持って足を踏み出していることがわかる。

 子どもたちが登校してきた。
 いつもと変わらぬ姿ではあるが、挨拶のあと「ようやく積もったね」とにこやかに声をかけてくれる3年生の女の子、ぱっと雪玉をつくってこちらに目を向ける男の子…。

 校門横で待っている二人の2年生は、雪を転がし始めて大きな塊を作り始めた。

 ああ、降ってきたと思う。

 本県の大雪は2年続いたと言っていいだろう。今年はどうなのかと心配がよぎる。

 カマキリの卵の位置はどうだったのだろう。大豆の枝の伸び具合はどうだったのだろう。
 ふだん気にとめないことを思ったりしている一日だ。

 公私ともに一気に慌ただしさを増している周囲だが、冬に入っていく時期はいつも慎重に、慎重に、と心がけている。
 そして、やるべきことがどのくらいできるか見定める季節になっていく。

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