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鉛筆つながりであれこれ

2013年06月05日 | 雑記帳
 http://www.tombow.com/100th/mook.php
 行きつけの本屋で見つけた『トンボ鉛筆 完全ブック』。昭和30年代生まれの心をくすぐった。MONOと三菱のUNIは鉛筆の双璧だったことを思い出す。高価だったし高校生ぐらいの時から馴染んだ。それにしてもこの頃,毛筆,万年筆,鉛筆に気が向いてしまう。これはきっと「一具多用」を求めているのかな。
 

 鉛筆といえば,今日ある学年の自己評価カードを見せてもらった。数字や記号でなく,達成度を鉛筆で塗りつぶす形にしたらと自分が提案したので,どうかなと覗いてみた。自己評価は子供の性格がもろにでるが,それは評価の高低だけでなく,塗り方そのものにも顕れる。強い,薄い,細かい線,だらりとした線…


 鉛筆のHとかBとかが何を表すのか,今まで考えたことがなかった。俺だけか。Bはブラックだという。なるほど。Hは…ハード。確かに固い。そうすれば一番愛用したHBは,ハードでブラックか。なんだか格好いいなあ。そういえばFというのもあった。HとBの間だ。Firm…引き締まったである。もう凄い。


 保育園卒園式での挨拶の小道具として,二度鉛筆を使った時がある。「鉛筆が君たちを待っている」という言い方で。鉛筆はある意味で「学校の象徴」だ。文字を書いて伝える。このシンプルな力の育成が学校の役割の芯であることを忘れてはいけない。ちなみにトンボは日本を象徴する虫といういわれがあるそうだ。