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結局「あまのじゃく」が結論か

2018年05月12日 | 雑記帳
 雑誌を読んでいたら、「安全地帯」という語が出てきた。その文章にあまり集中できなかったのだろうか、ぽっと「なぜ『安全地帯』なんてバンド名にしたんだろう」と思い浮かんできた。あの玉置浩二がだよ…。まあ当時は安全だったのかな、それでもあまりに面白みに欠けないか。何か意味合いがあったんだろうか。


 と、自分が学生時代に所属したバンド名を思い起こせば、恥ずかしながら(笑)「ブラディマリー」「チョコレートパパ」「ウィンクル」と、結局何かのパクリかパロディのようで、本当に素人っぽい。その点では「安全地帯」にセンスを感じる。それにしても変わったバンド名はあるものだ。→こちらのサイトが笑える。


 ほとんどが、清潔感や快活路線から外れていることをアピールしている。それがロックだろ!と思っているに違いない。メジャーなところでも「SEKAI NO OWARI」「ゲスの極み乙女。」などあることだし。ここは逆手にとる方が怖い気もするが…例えば「規則そんちょう」「YUZURIAI」「常時微笑集団」などはどうか。


 道徳の価値や徳目ではあるまいしと自嘲してみたら、急に「安全地帯」の意味が深く思えてきた。確か…と辞書を引くと、やはり。安全地帯とは「路面電車などの乗降客の危険を防ぐために~~」とあるではないか。ああ、あれと田舎者でもイメージできた。危険を防ぐために「」状に作ってある部分を指している。


 「そこ」からは通りを行き交う人や車を冷静に見つめられるし、そこに立てば安心感はある…なかなか洒落ているではないか。ここでWikiを見てみたら、どうやら「」の形状に似ていたことが直接の訳らしい。「危険地帯」も候補に上ったが、平凡だからと不採用。なんだ、結局「あまのじゃく」がロックという結論か。