すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

焦点化される「やってまったあ」

2018年05月27日 | 雑記帳
 朝ドラの「やってまったあ!」が流行るかどうかは微妙だが、自分の場合の「やってまったあ」のパターンは、かなり焦点化されている。「落とし物」である。財布、切符、スマホ、カード…どこかへ置忘れではなく、落とすのである。従って、家人とどこかへ連れ立つときは、切符やカードなどは預けるのが習慣である。


 時々、その習いが崩れるときがある。ちょうど半年前に一人旅を許され(笑)大東京で趣味ごとを楽しんでいた二日目の朝、それは起こった。JRを使うなら切符は危険だし、SuicaつきVIEWカードなのでチャージをして…と快適に使っていた。一泊した巣鴨の駅から乗り池袋で降りて構内改札に差し掛かったとき、あ無い。


 「やってまったあ!」とはもちろん(当時は知らない)言わず、おおおうっと心の中で叫ぶ。クレジットカードなのだ。あれっこういう時はどうするんだっけ…自分を落ち着かせながら、まず自宅へ電話。呆れられつつカード紛失の手続き連絡番号を教えてもらい、また改札へ行って手続きをし…忘れられない旅となった。


 大寒の日に転んでスマホを落とした。この顛末はこちらへ。しかし、いつもそううまく運ぶとは限らない。過日、好天に誘われ町内一の眺望を誇る大平山へ、晩春の風景を収めようと出かけた。木々の緑も鮮やか、いいショットが撮れた。場所を変えて…と少し高い地点に昇ってみたら、足元にやや細めだがタケノコが…



 そこから悪夢が…車に戻り袋を持ち、リモコンキーでロックをし、ボタンつきの後尻ポケットにしっかりと入れ、いざ竹藪の中へ。急な坂に転びながら、予想ほどではないが多少の収穫を持って愛車の待つ場所へ。さて帰るかと、ポケットを探ると…「やってまったあ!」…スマホも車中だ…急にハルゼミが鳴き始めた。