今回は、選択式問題のうち健康保険の問題をみてみましょう。
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保険料その他の健康保険法の規定による徴収金を滞納した場合における
延滞金の額は、徴収金額につき年( A )パーセントの割合で、納期限
の( B )から徴収金完納又は財産差押えの( C )までの日数によって
計算した額となる。その場合、徴収金額に( D )円未満の端数がある
ときは、その端数を切り捨てる。また、延滞金の額に( E )円未満の端数
があるときは、その端数を切り捨てる。
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延滞金からの出題ですね。
計算に用いる率は14.6%
計算する期間は
納期限の翌日から、納期限までに納めれば、延滞金は発生しないのだから、
当然、その翌日から計算します。
で、きちっと納めれば、計算する必要はないので、その前日までとなりますよね。
端数処理は、計算の基礎は1,000円単位にする、計算した後は100円単位にする
ってことで、それぞれ1,000円未満切捨て、100円未満切捨てですね。
これは、健康保険法だけでなく、徴収法、年金にも規定されていますし・・・・
択一式では何度も問われている箇所なので、
全部埋められないと・・・・・まずいですよね。
さらに言えば、健康保険、
以前にも触れましたが
ここ5年間の出題で、数字の解答の比率が18/25と最も高い科目ですから、
このような出題も当然考えられるというか、傾向どおりともいえます。
どこか勘違いしたなんてことがあっても、4点は取らないと。
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解答
A 14.6
B 日の翌日
C 日の前日
D 1,000
E 100