社労士試験の勉強をしていると、
いろいろと数値が出てきます。
これらの中には、毎年変わるものがあります。
たとえば、国民年金法では、脱退一時金の額とかは、
毎年変わります。
これに対して、死亡一時金の額は、法律が改正されない限り、
変わりません。
そこで、ときどき変わるという数値があります。
たとえば、労災保険率、これは基本的に3年ごとに見直されます。
ですので、毎年変わるわけではありません。
平成24年度に、労災保険率は見直されています。
ですので、平成24年度試験を受験された方ですと、
平成24年度に率が変わったということは、ご存知だと思うのですが、
「平成25年度は、かわらないのだろうか?」
なんて思ってしまっている方がいるかもしれません。
平成25年度は、変わりませんので。
介護(補償)給付の上限額や最低保障額、
これは、不定期に見直されます。
ですので、平成24年度試験に向けては変わりましたが、
平成25年度試験に向けては、変わっていません。
「額」とか、「率」とか、変わるものが多いですが、
変わらないものがあります。
変わっていないものについては、変わっていないんだ、
ということ、これをつかんでおくことも大切ですからね。
情報がないと、
「変わっていないのかな?」
と不安を持ち続けるってことになりかねませんから。
ちなみに、厚生年金保険法に規定されている
「支給停止調整額」や「支給停止調整変更額」「支給停止調整開始額」
これらは、平成25年度試験に向けて、変わっていませんので。