検察は、小沢氏の秘書を起訴しました。今更、後にひけないという気分なのでしょう。今回の小沢氏失脚が不成功となった場合、官僚政治の解体が待っていますから、検察や警察機構も安穏とはしておれないでしょう。まして、今回、明らかな選挙妨害であると国民の多数が考えているような検察の行動ですから、小沢首相が誕生した暁には、検察や警察の腐敗体質への自己批判は避けられません。かといって、ここで検察が、日和ってしまっては、検察の強制捜査の不法性を自ら認めるばかりか、かえって、民主党を波にのせてしまうことになりかねない。というわけでで、「起訴しない」という選択はあり得ないというのはよく分かります。もしも運良く、小沢民主党が政権を取ることを阻止できれば、官僚政治はなんとか安泰、しかしもし政権交代となれば、どっちにしても、検察も改革の対象なので、ここまで、やってしまった以上は、やり続けるしかない、検察は、そんな気持ちなのではないでしょうか。読みどおりなら、今回、形式犯で起訴というのは、まさに、検察は、「国策捜査をやりました」と自ら、白状しているようなものです。
検察特捜の責任者は必死でしょう。普通に見れば、どう考えても有罪にはできない嫌疑で、強制捜査、逮捕までしたのですから、でっちあげてでも、収賄罪にしたい、そう考えているはずです。そうでなければ、自分が破滅します。身から出た錆びとはいえ、窮地に陥っているのは検察の方でしょう。国民と小沢党首をナメ過ぎました。検察は小沢党首が党首を辞任してくれさえすれば、そっと事を収めるつもりだったのでしょうが、予想以上の強い検察批判を呼んだことで、後に引けなくなったということですね。大手マスコミの必死の世論操作(見ていると、恥ずかしくなりますね)も効なく、小沢党首続投表明で、検察の負けが確定しました。もちろん、民主党としても、ここで検察や与党の思惑通り、党首辞任をしてしまっては、官僚政治解体、国民主権の実現という目標達成が困難になるばかりではなく、マスコミと検察の作り上げた虚像を肯定することになり、大打撃を受けますから、小沢氏が辞めるという選択はないわけです。
私はこの続投会見で、政権交代が実現し、日本が民主主義国家へと一歩前進するであろうと確信しました。自己保身を図ろうとする検察は、これから、とんでもない手を出してくる可能性がありますが、ここまで、国民の検察批判を受けてなお、強硬手段を取ってくるとしたら、自爆テロ以外の何ものでもありません。もし検察がこれまで以上の暴挙に出るとすれば、それは、差し違えの覚悟が要ります。おそらく検察特捜にそんな根性はないだろうと私は思っています。組織に守られているから弱いものいじめができただけの半端者なのです。今回の暴挙と、それに対して、一切の釈明も説明もしない、そのくせ、マスコミには都合のよい情報を垂れ流す検察の態度によく表れています。卑怯者です。
数日前にここまで、小沢氏の続投決定のニュースを聞いて書いたのですが、早速、「秘書が起訴事実の一部を認めたらしい」という例によって出所不明のニュース。秘書の起訴と小沢氏の続投は、双方とも想定内であったでしょう。これが検察の次の手ということでしょうか。もちろん、私は真偽のほどはわかりませんから、推測ですが、企業からの献金と認識していたかどうか、が争点なのですから、どんな証拠があろうとも、本人が「認識していない」と言い張れば、検察はどうしようもないわけです。無理にでも有罪にするために、このような記載ミスのような罪なのに、わざわざ、逮捕、拘留し、密室で毎日、気が狂いそうになるまで、脅したり、なだめたりして、言質をとろうとしているわけです。あるいは、これは、よく警察がやる「無実の証明ができないことをもってを有罪と解釈する」という故意の曲解かも知れません。研究者でネガティブデータの意味を知っているものは「無実の証明」が、極めて困難であることは知っています。「無実であることの証拠がない」ことを有罪の根拠とするならば、誰でも好きな罪状で有罪にできてしまいます。
話がそれました。今回の検察の行動について、政権交代の暁には、その責任者は、国民の前で、誤りを認め、謝罪し、辞任してもらわねばなりません。検察の傍若無人ぶり、また、そのリーク情報を恥もプライドもなく、垂れ流すマスコミを見ていると、北朝鮮とは日本のことかと、思ってしまいます。
中学生のころ、星新一の「人民は弱し、官吏は強し」を読んで、正義感の強かった私は随分、ショックを受け、国家権力の暴力に随分、憤りました。でも、それは、昔の悪い時代の過ぎ去った話だと思っていました。とんでもないですね。日本は今も、民主主義国家ではないのです。官僚政治で、明治時代や実は江戸時代と構造的には同じなのですね。小沢党首が言うように、議会制民主主義を日本の社会に導入するためには、政権交代を通じて、霞ヶ関を解体し、官僚構造の中に戦後六十年余りの間にどんより溜まった澱を洗い流さねばなりません。それができるのは、現在のところ、民主党しかいないわけで、ここで、国民がマスコミに乗せられて、民主党への支持を取りやめるようであれば、それこそ、検察、官僚の思うつぼです。叩いてホコリの出ない政治家などいないのです。検察は小沢氏だけを叩いて、同様に献金を受けて来た与党議員には全くノータッチです。そっちを叩けばもっといろいろ出てくるでしょう。それに、昔はともかく、今は小沢氏はおそらく、クリーンな方に入るでしょう。国家権力を使って、異常な逮捕劇を行い、マスコミを使って大事でないことを針小棒大に言いふらして、国民の目をくらまし、自己保身を図ろうとするその態度には辟易とします。目先の小事に気を取られて、戦後60年間、官僚と癒着政党、企業が作り上げてきた国民搾取機構を潰し、主権を国民に取り戻す最大のチャンスをフイにしてはなりません。
検察特捜の責任者は必死でしょう。普通に見れば、どう考えても有罪にはできない嫌疑で、強制捜査、逮捕までしたのですから、でっちあげてでも、収賄罪にしたい、そう考えているはずです。そうでなければ、自分が破滅します。身から出た錆びとはいえ、窮地に陥っているのは検察の方でしょう。国民と小沢党首をナメ過ぎました。検察は小沢党首が党首を辞任してくれさえすれば、そっと事を収めるつもりだったのでしょうが、予想以上の強い検察批判を呼んだことで、後に引けなくなったということですね。大手マスコミの必死の世論操作(見ていると、恥ずかしくなりますね)も効なく、小沢党首続投表明で、検察の負けが確定しました。もちろん、民主党としても、ここで検察や与党の思惑通り、党首辞任をしてしまっては、官僚政治解体、国民主権の実現という目標達成が困難になるばかりではなく、マスコミと検察の作り上げた虚像を肯定することになり、大打撃を受けますから、小沢氏が辞めるという選択はないわけです。
私はこの続投会見で、政権交代が実現し、日本が民主主義国家へと一歩前進するであろうと確信しました。自己保身を図ろうとする検察は、これから、とんでもない手を出してくる可能性がありますが、ここまで、国民の検察批判を受けてなお、強硬手段を取ってくるとしたら、自爆テロ以外の何ものでもありません。もし検察がこれまで以上の暴挙に出るとすれば、それは、差し違えの覚悟が要ります。おそらく検察特捜にそんな根性はないだろうと私は思っています。組織に守られているから弱いものいじめができただけの半端者なのです。今回の暴挙と、それに対して、一切の釈明も説明もしない、そのくせ、マスコミには都合のよい情報を垂れ流す検察の態度によく表れています。卑怯者です。
数日前にここまで、小沢氏の続投決定のニュースを聞いて書いたのですが、早速、「秘書が起訴事実の一部を認めたらしい」という例によって出所不明のニュース。秘書の起訴と小沢氏の続投は、双方とも想定内であったでしょう。これが検察の次の手ということでしょうか。もちろん、私は真偽のほどはわかりませんから、推測ですが、企業からの献金と認識していたかどうか、が争点なのですから、どんな証拠があろうとも、本人が「認識していない」と言い張れば、検察はどうしようもないわけです。無理にでも有罪にするために、このような記載ミスのような罪なのに、わざわざ、逮捕、拘留し、密室で毎日、気が狂いそうになるまで、脅したり、なだめたりして、言質をとろうとしているわけです。あるいは、これは、よく警察がやる「無実の証明ができないことをもってを有罪と解釈する」という故意の曲解かも知れません。研究者でネガティブデータの意味を知っているものは「無実の証明」が、極めて困難であることは知っています。「無実であることの証拠がない」ことを有罪の根拠とするならば、誰でも好きな罪状で有罪にできてしまいます。
話がそれました。今回の検察の行動について、政権交代の暁には、その責任者は、国民の前で、誤りを認め、謝罪し、辞任してもらわねばなりません。検察の傍若無人ぶり、また、そのリーク情報を恥もプライドもなく、垂れ流すマスコミを見ていると、北朝鮮とは日本のことかと、思ってしまいます。
中学生のころ、星新一の「人民は弱し、官吏は強し」を読んで、正義感の強かった私は随分、ショックを受け、国家権力の暴力に随分、憤りました。でも、それは、昔の悪い時代の過ぎ去った話だと思っていました。とんでもないですね。日本は今も、民主主義国家ではないのです。官僚政治で、明治時代や実は江戸時代と構造的には同じなのですね。小沢党首が言うように、議会制民主主義を日本の社会に導入するためには、政権交代を通じて、霞ヶ関を解体し、官僚構造の中に戦後六十年余りの間にどんより溜まった澱を洗い流さねばなりません。それができるのは、現在のところ、民主党しかいないわけで、ここで、国民がマスコミに乗せられて、民主党への支持を取りやめるようであれば、それこそ、検察、官僚の思うつぼです。叩いてホコリの出ない政治家などいないのです。検察は小沢氏だけを叩いて、同様に献金を受けて来た与党議員には全くノータッチです。そっちを叩けばもっといろいろ出てくるでしょう。それに、昔はともかく、今は小沢氏はおそらく、クリーンな方に入るでしょう。国家権力を使って、異常な逮捕劇を行い、マスコミを使って大事でないことを針小棒大に言いふらして、国民の目をくらまし、自己保身を図ろうとするその態度には辟易とします。目先の小事に気を取られて、戦後60年間、官僚と癒着政党、企業が作り上げてきた国民搾取機構を潰し、主権を国民に取り戻す最大のチャンスをフイにしてはなりません。