沖縄大学院大学でのCorruption(?)についての柳田先生のブログ記事の感想を書いたところ、その理事長の秘書的仕事をしている人からパワハラを受けた方のブログをコメント欄で紹介して戴きました。どうも情報ありがとうございます。(http://hisako6a.blog.ocn.ne.jp/blog/)早速、読んでみました。その通りだとすると、(柳田先生の話からも間違いないようですが)、とんでもない話です。しかもこのパワハラを加えた人、極めて子供じみたエゴを持つ幼稚な人間なようですが、明らかに組織と多くの人々に悪影響を及ぼしてきたのに、いまだに野放しになっているというのはどういうことでしょうか。まるで乱暴を働く米兵に対して、アメリカ様の家来だからとビビって何もしない日本政府のようです。昨日の柳田先生のブログでは更に詳しい情報がありました。総合すると、やはり、不良ガイジンが日本の税金でできた機関を喰いものにしているとしか見えません。
このパワハラの人、たぶん外国人だと思われますが、おそらく明治時代の西洋人のように日本人は劣等動物だと思っているbigotなのでしょう。年に6千万以上ももらっている学長が兄弟をつれてきてポジションを与えたというのも多分、同じメンタリティーで、日本はアメリカの属国で日本人は劣等民族だから、何をやっても許されると思っているのではないでしょうか。まさに進駐軍です。イラクに侵攻して4万人以上の無実の市民を虐殺したアメリカ軍を思い出させます。沖縄の人々が、期待をかけていた沖縄大学院大学が地元の振興ではなく、逆に進駐軍によって県民や国の税金を盗むための道具にされていることに対して、怒りを持つのももっともだと思いました。
日本は幕末、外圧を受けて無理やり開国させられ、欧米には力でかなわないことを思い知らされてから、自らのアイデンティティ(があったかどうか知りませんけど)をかなぐりすて、ひたすら西洋のモノマネをし、脱亜入欧なる恥ずかしいスローガンのもとに、西洋化に邁進しました。そのころから、そして特に第二次世界大戦で負けてから、欧米に対する強い劣等感を刷り込まれました。その劣等感の刷り込みの強い人々が考える大学の「国際化」とは、端的に言えば、職場に「欧米の白人」研究者を飾るということであって、思うに、彼らにしてみれば、劣等民族の日本人が「欧米の白人」と肩を並べて仕事をしているということだけで満足なのではないでしょうか。学問の中身はどうでもいいのです。英語をしゃべる白いガイジンがその辺にいてトモダチのフリをしてくれたら、その刷り込まれた劣等感が多少なりとも和らぐのではないでしょうか。同じような劣等感の裏返しが、日本人の流行歌の歌手が英語を練習して英語の歌を歌ってLAあたりで小さなコンサートをやってレコードも売り出してコクサイ的歌手として世界デビューするというよくある話だと思います。この手の話を聞く度に、私は情けない気持ちでいっぱいになります。(ま、流行歌手が何をしようとその人の勝手だし、そを私がアレコレ非難するような権利もありませんので、悪口はやめておきます)。
話がズレました。大学では、学問の世界ですから、学問の中身が良ければ、本当は白人だろうと黒人だろうとアジア人だろうと関係ないというのが国際化だと私は思うわけです。日本の大学はクオリティーの高い研究成果を出すことに集中すればよいのであって、その研究成果を以て世界に貢献することこそが国際化というもので、白いガイジンがその研究現場にいることと国際化とは何の関係もないと思います。
あいにく、日本の行政や政治家は今だに、ガイジンと英語で会話することが外交だと思っているようで、国際化とはガイジン(それも欧米の白人)が日本に沢山きてくれることだと思っているような時代錯誤の低能ぶりですから、柳田先生がいくら現場で告発しても何ともならないのかも知れません。
私は、日本人に明治維新のころから刷り込まれた強い欧米に対する劣等感をまず何とかしないと、日本はいつまで経ってもアメリカの植民地で、好きなように利用されるばかりだと思います。相手は日本の富を盗みに来るのに、日本の政府は、その盗人に対して、ようこそ来てくれました、これで日本も国際化しました、と追い銭を出すような勘違いぶりだから、向こうもつけあがるのではないでしょうか。むしろ、日本人が日本人であることをまず取り戻し、例えば、無法な沖縄の在日米軍や不良ガイジンに対しては法に則って毅然した態度で対応することが、日本が世界の中での地位を築くこと、つまり、国際化への一歩だと私は思います。
学問の世界には国境は基本的にはないと私は思うので、学問に関しては関税撤廃、フリートレードが推進されるべきだと思います。優秀な人ややる気のある人間で大学のミッションの達成に貢献できる人材なら国籍にかかわらず採用すべきだと私は思います。あいにく、日本の大学などがいう国際化政策とは、多少頭が悪くても税金泥棒でも、欧米系白人を雇う、ということで、想像するに、それは欧米に対する強く刷り込まれた劣等感に起因しているのではないでしょうか。それにつけ込んだのが沖縄大学院大学の不良ガイジンというわけででしょう。(そうでなければ、権限を濫用し、兄弟まで呼んできて日本の税金を喰いものにするような「飾り」のこのガイジンは、私が最初に思ったように、バックに日本官僚でもいて、税金泥棒の煙幕がわりに使われているのかもしれません)