これは私鉄駅のホームで撮った。どう読むんだろう。読むとしたら『さんぴしゃ』か、『さんとびらしゃ』か。文字は意味が伝わったら良いわけだけれど、必ず声に出す読み方を伴うのが普通だ。
これの意味はすぐ解る。3カ所扉がある車の②番目、つまり真ん中の扉位置を示しているはずだ。これは読み方などを想定はしていないのかも知れない。漢字がほとんど記号化というか絵文字として用を成していて、語源を想わせる。
扉という字はトビラらしい字だ。車という字など車輪そのものだ。『さんぴしゃ』と読むのだろうかなどという詮索は間抜けの閑人がやることか。文字も自由にあつかっていくと、先祖返りが起きるのかも知れない。