鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

受粉を禁じられた花が咲く

2019年05月12日 07時08分18秒 | 身の周りの植物


キンリョウヘンという名の欄。
漢字で書けば、金陵辺。
陵は丘とか王の墓とかの意味で、辺はほとりとか側とかはじっこの意味だ。
では、どういうことからこの名になったのかは、調べられなかったけれど、いくらでも物語は作れそうだ。
金王朝の誰かの陵墓の辺りで咲いていた花だったのか、そのような高貴な謂れが自然発生するような雰囲気があるということなのか。
一見したところ地味目だけれど、上品さとはこのようなものであるか、といった風情と思われないこともない。
それはともかく、セイヨウミツバチは見向きもしないけれど、ニホンミツバチを誘うのに強力な威力を発揮する花がついに咲いた。
受粉すると花が終わってしまうので、偵察蜂がきて、分蜂軍がきて、ニホンミツバチ飼育箱(待ち箱)に入ってくれるまで洗濯ネットに閉じ込める。
百均で売っている毛布丸ごと洗濯用の円筒型が都合がよい。
室内に置いて地味高貴な花を鑑賞したいけれど受粉を禁じて仕事をしてもらう。
コメント (2)
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