
遊び半分面白半分のわが農事に落花生が加わることになった。
親戚から6苗が送られてきたのだけれど、作ろうと思ったこともない作物だけに、新しい体験を味わわせてやろうという気持ちが感じられて、贈られたとしたい。
落花生は名前の由来どおりに、奇妙な生り方をするというのは知識として知っているけれど、実際にヒゲのようなものが花から地面に下がっているのは見たことがない。
土がよほど柔らかくないと、ヒゲ先が地面を潜れないのではないかなどと心配になったり、ウチの田舎で育つものかどうかなどと懐疑的になるけれど、とりあえず育てることにする。
苗をよく見ると、ピーナツそのものが巨大な気がする。
殻はどうなったのだ、豆がふやけて何倍にも太ってから双葉が出てくるのか、育てるための種は別あつらえなのか、などと疑問も湧く。
調べたらわかるだろうけれど、とりあえずは機会をもらったことでもあり、大きな勘違いはしないようにしつつ小さな間違いを重ねつつ試行錯誤をすることに。