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潜ったままで音沙汰のないカブトムシはどうなったのかと、飼育箱を下から覗いてみた。
置いている靴箱から落ちない程度にずらして、底が光らない角度で電灯を当て、しゃがんで撮った。
6匹の内の5匹が片側に寄っていて、もう1匹も中心付近の底に尻をつけていた。
蛹(さなぎ)になる部屋を壁面につけて作ってくれたら観察しやすいのだけれど、今年のは総てが底に尻をつけている。
2つは茶色気味になっているけれど、どうしたのだろう。
幼虫のうちに黒くなるのは死んでしまう。
真っ黒の幼虫になって生き延びたのはいない。
場所がわかっているのだから、ほじくり出して確認したいという気になるけれどどうしたものか。
トイレットペーパーの芯を適当な長さにして、蛹室代わりにできるとは聞いているけれど、そこまではしたくないという方に傾いている。