鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

西洋ミツバチの採蜜

2019年06月29日 05時47分11秒 | 












ニホンミツバチを待っていて、ニホンミツバチしか入らないはずの待ち箱(飼育箱)に入ってしまったセイヨウミツバチの採蜜をした。
重箱式4段いっぱいに巣が作られて、蜜もさすがの貯め方なので採らざるを得ない。
設置場所が屋根裏部屋のような作業場2階で、4段以上は重ねられないから仕方ない。
セイヨウミツバチをおとなしくさせるという煙出し装置がないので、蚊取り線香の缶の中に新聞紙を丸めて火を着け、いぶしてみようと考えた。
ニホンミツバチの採蜜は経験があるけれど、こいつらのは初めてなので、飼育箱の上蓋を開けてびっくり。
あらかじめコンコンとかなり蓋の上を叩いて、上にいる蜂を下に移動するよう促したのに、逆効果のような集合ぶり。
煙を当てるのも忘れて、刷毛で払ったりしながら、一番上の箱をナイロン糸で切り離した。
女王蜂ではないかと思われる大きさのヤツがいて慌てたけれど、どうも雄蜂だったような気がする。
何しろ、ニホンミツバチの時とは違う働き蜂の多さと、個体そのものが大きいのと、活発に動くのとで面食らい、友人とふたりで少々パニック状態。
もうどうなっても、一段分を外せばそれでいいか・・という投げやりな気分になりつつ一応の予定はこなす。
そうして最終工程作業時に軍手をしているにも関わらず左手の甲を刺されてしまった。
ニホンミツバチより体が大きいだけに痛さも激しい感じ。
あとは友人に任せて、家に入り、プリンターのインク入れ注射器利用のポイズン・リムーバーでシュポンシュポンと吸引。
万全な服装で肌の露出部分はないつもりだったから刺されるのは想定外でポイズン・リムーバーも手元に置かなかった。
何もかも初めての経験は、反省点が多いほど身につくものだと思いたい。
養蜂をしていて刺されるのは当たり前なのか、まだまだ素人過ぎるのか。
だんだん刺されることに体が慣れてくるというのも何かで読んだ。
私の手は、かなり腫れて毎晩痒かったけれど、本日4日目になって腫れは引いた。
痛みが消えるまで薬を塗りつつ1週間ほどかかっていたものが、図体の大きいセイヨウミツバチだったのにこれだから、慣れてきているのかもしれない。
痛い経験をし、多くの反省点と問題点も残して採れた蜜は、雨降りの昨日1日かけて漉した。
別の友人からプレゼントされた糖度計で測ると80度を超えていることもあった。
発酵させないために80度以上が必要とされるけれど、大幅に下回る数値が出たりもする。
多くの人のお世話になっているので半分はプレゼントで、残りは自家消費にする予定だからこれでよし。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする