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ニホンミツバチを誘い込むのには、木の洞に近い条件を作れば良いわけではあるけれど、分蜂時期の探索蜂がその魅力(魔力)に取り憑かれるキンリョウヘンの花を置く。
人の嗅覚ではわからない匂いだけれど、同じ成分を化学的に作ってルアーとして売られてもいる。
今まで私が誘因に成功した群はすべてルアーのおかげだ。
でも今年はキンリョウヘンを咲かせることに成功して、4鉢を田舎に持って来た。
2週間前に持って来たときには、すでにルアーを仕掛けておいたところに入居していたわけだけれど、次がないかと本物のキンリョウヘンをタマネギネットの中に入れて仕掛けている。
最初の画像は、小さい規模だけれど探索蜂の規模を超えているように思われ、分蜂群がやって来たに違いないと思った。
飼育箱にも出入りするけれど、キンリョウヘンの花のそばに固まるばかりで、らちが明かない。
いろんな体験談をネットで見ていたので、それらを真似てハケを使いチリトリにかき集めて出入り口に差し向けた。
そうしたら、思い通りにぞろぞろと入ったので、すっかり成功したものと思い込み、キンリョウヘンも撤去した。
で、次の日に見たら箱の中には1匹もいない。
独りよがりの思い込みで振られた気分というのか、金(陵辺)の切れ目が縁の切れ目だったのか。
そうしてここ二日ほど、またまたすべてのキンリョウヘンにわずかな数だけれどニホンミツバチがたむろしている。
飼育箱に出入りするものもいる。
キンリョウヘンは受粉したら花がすぐに終わってしまうのでネットに入れているわけだけれど、ネットに触れている花に口をつけるようにして恍惚状態なのか、動かない動けない蜂を見ると不憫であり不思議でもある。
ネコにマタタビ、ニホンミツバチにキンリョウヘン、ダレカにアルコール。