鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

ジャガイモを掘っていて発掘したもの

2020年08月22日 07時37分37秒 | 農事






暑い日が続くので朝方と夕方だけジャガイモ掘りをする。
意外な方向や深さから芋が出てくることもあって、かなり丁寧にやったつもりでも掘り残しができる。
耕運機をかけて、回転刃で千切れた大きめのジャガイモを見ると残念な気分を味わう。
それを防ごうと、スコップでの芋おこしを必要以上に遠く深く食い込ませる。
そうするといろんなものがスコップの先に当たる。
ジャガイモを掘ることだけに特化集中させるなら、何かに当たった時点でそこは避けたらいい。
ところが石なら取り除きたいし、何かの根なら侵入阻止を図りたいし、何か面白いものなら大歓迎というわけで、ただの芋掘りの何倍も時間がかかる。
わが信濃川流域は5000年前縄文時代中期の火炎型土器出土地域なので、深く掘れば何かが出てきてもおかしくない。
地表からスコップのひと掻きで出てくるはずはないけれど、先がカチンと音をさせれば、金印でも出てこないかと想ったりする。
出土したのは、竹やぶからの根っこや、かなり遠くからの杉か欅(けやき)の根や、昔の鉄鍋(?)の残骸や、釘付き鉄輪や、犬釘(?)など。
ときどき鶏と思われる骨が見つかるが、これはトラック一杯分を毎年買う豚糞の中に混ざっているもので、大昔のものではない。
引っかき傷がついている扁平な石も掘り上げた。
漬物石だったに違いない形と重さのもので、片側だけに傷があるから、私が耕運機でつけたものにほぼ間違いない。
収穫したジャガイモ全部の重量はまだ計っていないけれど、その重さに匹敵するほどの、石その他の発掘物があった。
能率も効率も考えず、体力だけはやたらに使う、こんなやり方は独りでなければやれないことで、周りからは遊び半分と見られているかも知れない。
コメント (2)
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