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こんなことを書けば、年寄りがやっちまう例の逆走をしでかしたのか、と疑うむきもあるだろう。
中央道から長野道へと進むべきところを、ぼんやり空想なんぞをしていて、ハッと気づいた時には中央道を直進してしまっていた。
急ブレーキ急左折をすれば間に合わないこともなかったような位置だったけれど、そこまで無茶をやるほど無分別ではなく、あららあららと長野道を左に見ながら進まざるを得なかった。
次はどこのインターになるのか嫌な気分で走っていると、10km弱で諏訪インターだった。
一旦降りて入らなくてはならないのかと思いつつ料金所のかなり手前の安全な場所に止めたら、大きい声で料金所係員が『どうされました?』と言う。
今年になってから、どこに書いてあったのか、『Uターンする前に係員に相談を・・』という文章を読んだことがあった。
ダメ元で『長野道を見過ごしてしまったんだけど・・』と言ってみると、ある一箇所を示して、『あそこから戻ってください』とのこと。
よく見ると、出入り車線を分けている頑丈なバリケードの一部分が開けてあった。
やれやれ言ってみるもんですね。
これでガソリン200円分ほどの損で済んだ。
どこのインターでも、おそらくUターン箇所が設けてあるのだろうということが、今回の収穫。
転んでもただで起きるほど時間はない。