鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

放射線を放つ危険な体

2020年08月13日 06時02分15秒 | 健康ネタ
変形8畳くらいの放射性同位元素使用室と書かれた個室に隔離されている。
シャワー室と食事を引き取る時だけ廊下に出るけれど、ナースが食事を運んでくる時は被曝させないように室内待機だ。
廊下から部屋を覗く窓は、物々しくガラスが二重になっていて、放射線を通さない鉛ガラスの筈。
詰所のナースとはマイク・スピーカー越しに話し、モニター付きではないので音声だけ。
廊下の腰までのロッカー上にトレーがあり、そこに使い捨て容器に入った、何故か冷たい料理が載っている。
トレーを病室に持ち込んではいけない決まりになっていて、廊下の電子レンジで温め、2回に分けて両手で室内に運ぶ。
容器も残した食べ物も、私の放射線を浴びたものだから、厳格な決まり通りに分別して処理する。
毎日浴びる決まりのシャワーのために脱いだシャツもパンツも使ったタオルも使い捨ての約束。
レンタル病衣も脱いだら袋に入れて縛って所定の容器に投入することになっている。
レンタル病衣が嫌な人は自前のパジャマ4セットを捨てる為に持ち込むことになる。
バスタオルも汗がつくので1回1回使い捨て。
私はボロボロのナイロンタオルを切り分けたもので体を洗い、普通のタオルをバスタオルとして使い捨てにしている。
何しろ病室に持ち込んだ物は、放射性ヨードを服用したとたんに持ち帰り禁止。
スマホと充電ソケット&コードはナイロン袋に入れて使い、退院時に放射線量を測ってもらい、許容範囲なら持ち出しができる。
超えていたら下がるまで待たなくてはならない決まり。
ジップロックを使っているし、出るときに洗うつもりだから、たぶんセーフのはず。
百均で買ったメガネもコップも、予備のある充電ソケット&コードも捨てていいけれど、部分入れ歯とスマホだけは何としても持ち帰りたい。
線量オーバーの節は、下がるまで待たなくては返してもらえない筈。
体の線量がオーバーしていたら、3日間退院延期になると言われていて、私はその方がありがたいのだけれど。
コメント (2)
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