鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

蜜蜂の西洋と日本(東洋)の違い

2020年08月25日 10時47分00秒 | 養蜂






私の飼っている蜜蜂のうちの1群はセイヨウミツバチなのかニホンミツバチなのか、ずっと曖昧なままになっていた。
昨年に確保というか、自然に待ち箱に入居した群なのだけれど、蜂自体が少し大きめだし、黄色っぽかったし、巣のハニカムも大きめで、なんだか雰囲気が違っていた。
全体に大きめなのだけれど個体差がありニホンミツバチのように小さい働き蜂もいる。
私は自分でセイヨウミツバチという結論を出していたのだけれど、同級生の友人に養蜂を本格的にやっている人がいるということで、サンプルを渡して鑑定をお願いした。
そうして、出してもらった結論が、関西系のニホンミツバチだという結論。
ニホンミツバチの群は1匹の女王とその子供達なので、群によってかなり違っていたりするのだとのことだった。
それなら、私が飼っているのは総てニホンミツバチということになって嬉しいことではあった。
それでも、なんだか釈然としないのは、たまにかなり大きい個体がいたりして、また疑念がむくむくと湧く。
大きい個体を捕まえ、もう一回見て欲しいと同級生に託した。
そうしたら、どうもセイヨウミツバチだったらしいという返答と、識別方法を書いたイラスト付きコピーをもらった。
そこで、くだんの怪しい群と明らかにニホンミツバチと思われる強群の両方の働き蜂が蜜を持ち帰ったところを捕まえた。
すぐに殺すのは忍びないのでビンに入れておいたら、蜜を腹いっぱい持っているはずなのに、丸1日も経たずに両方とも死んだ。
百均の虫眼鏡で見たが、プラスチックレンズは傷も歪みもあって埒があかないので、スマホのマクロで撮った。
第2翅(小さい後ろ翅)の先端にある翅脈がY型で終わっていたらセイヨウミツバチで、H型であればニホンミツバチなのだ。
怪しい群の働き蜂にはっきりと写っていたのはY型。
確実にニホンミツバチの強群の働き蜂のものはH型。
ようやく解決したのは良かったけれど、落胆も少しあり、外は嫌になるほど暑い。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする