『色は匂へど』からそれなりの終いまでいくために、思わせぶりな画像をアップしたいと意識して散歩をした。
最初に目についたのは、小さなぼんぼりのような花を持つ姫蔓蕎麦(ヒメツルソバ)。
縁石と舗装の隙間からしぶとく蔓延って、この寒さのなかでも葉っぱは渋くVサイン。
次に見つけたのは、アイビーの変わり種たる斑入り葉の、そのまた変り種葉はアシンメトリーで、言わば中途半葉。
それとは対象的に、しっかり対生を守って伸びる名を知らない蔓草の端正さ。
そのあとで見たのは金のなる木だろうか、肉厚の葉が霜焼けになった手のようで痛々しい。
そうして最後に撮ったのは、スーパーのプランターに植えられていたパンジーのしかめっ面模様。
蝶模様とも言えそうで、蝶に似せて蝶を呼び、受粉を成功させるのか、撮りながら今回の〆はこれでいこうと・・。
明日の分はどうするか、どうなるかは、いつもどおりに行きあたりばったりだ。